多読の悩みが「多読する人」から「多読指導する人」へと広がってきました。
「Merci」さん、ありがとう! 大歓迎です。
悩みが大きい、多いということは、これから伸びる範囲も高さも大きい!
みなさんの協力で、多読の問題点がたくさん明らかになって、
それを一つ一つ溶かしていけることを願っています。
酒井先生、こんばんは。このサイトは、よく見せていただいているのですが、ついついロムってしまいます・・・すみません。
いえいえ、ロムっていてくださるだけで十分です。ありがとー!
あうでぃさんのお悩みについては、今、まさに同じように感じている方(大人の方)が、生徒さんとして来ているので、大きく頷きながら読ませていただきました。
さてさて、今回は「ぴーママさん」のご質問に反応して出てきました。
>これ書いてて、ちょっと気になったのですが、幼い時から多読で「ぼんやり英語」に親しまれていた子供さん達は、反対にどうやって、学校英語や受験英語とも付き合ったのでしょう?
もうすでに書かれている事かな??(すみません、何も読んでないで口出ししてて・・・)
まぁ、私の場合は、人生この先、テストも受験もありませんから、一生「もやもや・ぼんやり」で構わないんですけど・・
私の教室の中学校1年生の生徒の親御さんで、「大体の内容が掴める多読は、とってもいいことなんですけど、受験英語には正確さが必要で、適度に読めてしまうあの子は、自分は英語ができる!ていう、みょ?な自信を持ってしまって、テストのためにきちんと勉強しないんです。それは、これからのあの子にとって、プラスにならないんじゃないか・・・というのが私たちの結論です」と言われた方がいて、やめていかれました。
せっかく英語ができるっていう自信があるのに・・・とも思いましたが、「完璧主義」の学校英語の壁は、けっこう厚いですね・・・。
これは、今の時代、何に関しても言えることですが、「待てない」んです。その「もやもや・ぼんやり」がかなり減って、「晴れ間」が見え始めるときを、先生も親も社会も待ってあげられないんです・・・。は?っ・・。
日本語に訳さない、英語を英語のまま理解してきたこどもたちは、確かに「学校英語」の完璧さに馴染めないことも多いのではないかな・・・と思います。他の子と同じように、そのやっかいさに苦しむこともしばしばです。
完璧さを直接求める性急さは、理解はできるのですが、賛成できませんね。
多読では「熟成」と言われることがありますが、いまの世の中は熟成を待つ余裕がないのでしょうか・・・?
先日、うちの娘(現在、中2)の宿題の中に、和文→英文にするものがありました。
☆この週末、田舎のおばあさんを訪問しましょう。
・・・これが和文です。何かこの一文、日本語でも違和感を覚えてしまうのは、私だけでしょうか??「土日に、(お)ばあちゃんちに行こう!」と言うのが、一般的な家庭での自然な会話でないですか???どういう英文にすればよいのか娘に質問されて、たじろいでしまった私です。実際、私の方が「和訳」することなんて皆無な生活を送ってますもんね。
どうにかならんのですかね・・・この学校英語・・・。和訳してるだけ、時間と労力の無駄だとしか思えないんですけど・・・。
変な和文ですよ。一読して、わたしもそう思いました。なぜか、学校の授業ではどんな変な言葉もまかり通ってしまうのですね。
P.S. いつの日か、私の小さな英語教室で感じてきた、今の「子ども英語」についての、いろ?んなへんてこな出来事を、本に書きたいと思って、ノートに書き溜めている今日この頃です。
Merciさん、それは絶対いいぞ! 応援するからね、どんどん書きためるんだ!!
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