表題通りです。「マコマコ」さんの意見とそれに対するfionaさんの意見を利用して、YLの話に持っていきます・・・
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「マコマコさん」の多読と鈴木メソードについて、
1点、引っかかるところがあったので、メールしておきます。
引っかかるといっても、「おかしい」と言うのではなく、
それだけではないのではないか、という部分の引っかかりです。
それは、「多読の反復」と言うところなのですが、
絵本の場合、きちんとプログラミングされていることが重要だと書かれています。
以下、先に掲示板に同じようなことを書いてしまったのですが、繰り返し書いておきます。
これは論点が少々わかりにくいかもしれません。そこでわたしの注釈を加えながら読んでもらいましょう。
かかれた事の、より細かなところについては分りませんし、私自身確信はありませんが、
プログラミングされてなくても、同じくらいのレベルのものを多読していると、自然と反復練習をしているのではないかと思います。
graded readers や Oxford Reading Tree や Longman Literacy Land はレベル分けされています。レベル分けをプログラミングされているとも言えます。
で、プログラミングされているORTやLLLでは反復練習がしやすくなっている、それが大切なのだということをマコマコさんが書いています。
本が違っても、大事な単語や言い回しは、いつの間にか、何度も出会うのではないか。つまり、手を変え品を変え、いつの間にか反復練習をさせられているのではないか…というように感じます。
特に、お気に入りのシリーズを続けて読むと、何度も同じ単語や同じ言い回しが出てきます。(それだけでなく、文章の組み立て方も同じ)
プログラミングされ、系統だったものの方が良さそうに思えるけど、
きちんとプログラミングしたものに比べ、プログラミングされていない本は、練習としての質は良くないの?
多読しているうちに自然と繰り返されるようなもの、だけでも良いんじゃないの?(無理にプログラミングしなくても)
そう言った、疑問が浮かびました。
マコマコさんは、絵本(多読初期の読み物?)については…ということで述べられているので、少し焦点がずれているかも知れませんが、感じた疑問点を書いておきました。
一方で、プログラミングは必要なのだろうか、という考えもありえると思います。(fionaさんはそこまで言っていませんが)
つまり、レベル分けをしていない絵本や本がたくさんあって、それを読んでいくことで、読む力がついていくのではないか、というのがfionaさんの疑問だと思われます。(違っていたら、マコマコさんにもfionaさんにも、ごめんなさい! ここは酒井が普段かが得ていることを展開するために、勝手に解釈したとお考えください。)
で・・・
わたし自身は、もし本が大量にあり、時間がたくさんあれば、fionaさんの言われる通りだと思います。おそらく意識的にレベル分けした絵本や本はなくてもいいかもしれません。
けれども、お金にも時間にも限りがあるので、自分に合った本を選ぶ手間と時間とお金が省けると多読しやすいはずです。そこで、おそらくYLもORTもLLLも「あった方がいい」ということになると考えています。
うー・・・ だいぶマコマコさん、fionaさんの論点とずれたかな? お許しください。
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