わたしとYL 「ぴ〜ママ」さんの場合

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みなさんから多読とYLについて随想を寄せていただきたくて、随筆風の件名にしてみました。
最初はいつも奔放な意見を寄せてくれるぴ〜ママさんから・・・
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「YLとわたし」という徒然草を寄せてたもれ!・・・と言われてしまうと
わたしも何か書いた方が良いかな?なんて気がしてきてメール書いてます。

ありがとうございます!
そういうフットワークの軽さがいいですね!!

まず、わたしは特異な例だと思います。
殆どの人が勉強方法を探っていて多読に辿り着かれたのに対して、私は、
シャドーイングには勉強方法の一つとして辿り着きましたが、多読は最初
から勉強だと思っていませんでした。
シャドーイングの効果をもう少しあげる為に、多読もやったほうが良いと
いう事で、騙されたつもりで、近所の児童英語教室を訪ねてみました。

騙されたつもり・・・これが多読成功の秘訣かな?
半信半疑ではじめる人には語数もYLもレールになるわけがない!

教室を訪ねると、テーブルいっぱいに広がる絵本、書棚に並ぶ児童書!!
「この中から適当に読めそうなのを読んでみて」という師匠の多読支援。
この最高に恵まれた環境で、YLというモノがある事も知らず、ただ多読
三原則の「つまらなかったら投げる」という事だけを頼りに読んできました。

Mさん、「師匠」なんて呼ばれて、いいねえ!

パラパラとめくれば、だいたい読めそうな内容か判断出来ますし、
(最初は1ページ目を見て字が2行以上あったら止めてました(^^ゞ)
たぶん、YLで言う所の0ばかり読んでいたのですが、それでも読めずに
投げた本も沢山あったし、まだ多読を始めて1ヵ月も経たない頃に、
ストーリーの展開が面白くて引き込まれるように読んでしまった児童書
もあるし・・・
その後、オフ会などに参加するようになって、『YL』という言葉を聞いて
「はぁ????」状態。
YLの事も良く知らずに、『KL』の話題の時にムキになって反対したり・・
(今思えばあんなに反対する事も無かったですね。1年前の話です)

どんな反対でしたっけ?

順調に楽しんでいた多読が、「××はYL2だから○○も読めるんじゃない」
という、タドキスト達の好意的なアドバイスに、読めない自分が、何か
やり方が悪いのではないかと落ち込んだ時期もありました。

うーん、好意的な助言が仇になるっていうことはよくあります。
教室でYLを口にしたことこそありませんが、わたしも何度しくじったことか、いまもしくじっております。

今はまた、自分の感覚だけを頼りに、オリンピック級の投げ技(笑)で
マイペースの多読を楽しんでます。

そう、投げ技ができれば語数もYLも関係ないんですけどね。投げ技ができるためには相当な「脱学習性向」の人か、相当たくさん読まないとね。つまり、語数やYLがいちばん支えになるころには投げ技はまだできないと考えた方がいい。

たぶん、購入スタート派にはYLは大事な道しるべかもしれない、でも
もし、自由に手にとって選べる環境があるのなら、そこは自分の感覚と
投げ技を頼りに、YLの無い世界で、好きな本を好きなだけ読んで欲しいな
と・・・これが私のYL徒然草です。

そりゃそうです。購入スタート派には大事な道しるべですよ。
そして、投げ技のできる人には語数もYLも関係ない・・・
さあて、その二つをどうつなげるか、まとめるか、両立させるか?
それはわたしが悩むとして、ぴ〜ママさん、ありがとー!
みなさんもよろしく・・・