多読に手応えを感じた日 −−「雫」さんから補足のメール!

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掲示板での激しく、深く、真剣なやりとりのあとで、「前向きな」(?)メールが届いたのはうれしい! これを基本的な方向にしようと思います!!
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酒井先生、こんにちは。こども式Blogに記事がUPされていて驚きました。多読を始めた経緯、補足させてください。
〜なぜ、すぐに驀進し始めたか〜
私の経験値は学校で勉強した英語と少々の海外での会話。英語が得意で好きな人はNHKの番組とかすっごい継続して努力してるのだろう、自分はできるのかなと不安になりながら、単語集などを購入。一週間で「これでいつ、英語が好きになるのか?」と情けなくなってきました。結局、これかよという嫌悪感と継続する力のない自分への情けなさ。しかし、海外旅行でつたない会話を現地ですることの喜びも知っている(なぜか良く話しかけられるタイプなのです)。
その頃、先生の多読を雑誌で知り、掲載されていたORTやGRの一部を読んだとき、英語へ苦手意識を持たず、読めたことを驚きました!英語だけがどうしてか、努力・継続・文法・暗記だと思い込んでいた私は自分が日本語の本を小さい頃から好きなものを好きなだけ読んできたのと同じで良いんだと気付きました。そうすると、「あれも読めるようになるかも、これも読めるようになるかも」ともう欲の塊です(笑)

「はじめまして」の掲示板の「なかいかずあき」さんとそっくりの投稿ですね!
なかいかずあきさんの場合は、2年間「修行」でがんばり通したわけですが・・・

英語があまりにも苦手、読書が好き。
これだけで直感で多読に飛びつきました。それと先生に失礼なのですが「ダメならやめりゃ、いいか」とゆるゆる感もありました!もうこれしかないとか必死でなく、遊び感覚で始めたことが良かったのかもしれません。それまで経験したことのない「英語に触れて辛いどころか楽しい」感覚に希望と喜びを感じました。私にとっては本当に大発見だったのです!自分に感じていた情けなさを感じなくても良いのも大きかったです。
それと、それまで海外旅行で現地の人と話したことがとても印象に残っていました。私にしてみたらいきなり本番!という感じです。多読も同じですよね。やさしくてもいきなり辞書も持たず、訳さずに本を読むのですから。多読を始めた時期に英会話に通っていて、知っているようで知らない言葉(蝉とか封筒とかとり肌とか)はみんな辞書を引くけど、私はすでに洋書で遭遇しているのでポロっと出てくる。もう何年も英語学習している人が知らない言葉をたまたま洋書を読んだから知っている・・・言葉に関しては終わりがないと感覚で知ったから言葉を辞書で引くことにあまりエネルギーを使わず、英英の定義も深追いせずで十分だと思ったのです。

ははー! 第1便の「深追い」ってそういう意味だったんだ!

多読は自分のやってきたことがすべて自分のオリジナルの多読方法になります。「楽しむ」ということは自分で発見したり、考えたり、また押し付けられるものではないと考えています。何かに、誰かに導かれるだけの方法はもう通用しないと思っています。
読む・話す・聞く・書くということ以上にこういうことも大きく自分に影響したと思います。

それは多読のとってもいい面でしょうね。自分で道を切り開く・・・
学習法ではないとわたしが強調するのもそこですね。

話が脱線しましたが、万人向けの説明を一言では難しい多読。
まずは英語を英語のまま読む体験をいろいろな人にしてもらいたいです。私のような英語が苦手だった人はまず英語の量を増やすことで大きく変化することは違いありません。
ではでは、仕事してきます〜!
下期予算編成も終盤。数字に明け暮れる私のオアシスは洋書なのです〜。

仕事、がんばってねー! (適度に手を抜いてね〜!!)
たまたま「はじめまして」の掲示板でも「なかいかずあき」さんが雫さんとそっくりの投稿をはじて、「みんなの広場」と「はじめまして」と、このブログと、まるで申し合わせたような共時(?) 
しかも新しい村の土台ができあがって開村直前・・・
なんだか、うれしーぞぉー!