わたしはここでつまづいた! 「われもこ」さんの場合

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なんでこの話題をSSSの掲示板でとっくの昔に取り上げなかったんだろう?
こういう大事なことをすっ飛ばして「多読はあなたに効くかもしれません」などといっていたのですね、わたしは。

ほかにもいっぱい大事なことを追究していないにちがいない、と思うと愕然とします。そして焦ります。ぜひみなさん、掲示板にいろいろ多読・多聴・シャドーイング・多読的おしゃべり・多読的書きなぐりのことなど、なんでもいいからどんどん投稿してください。わたしはそれを読んで必死で大事なヒントがないかと探します。

おととい、きのうといろいろあって反応が遅れましたが、きょうは一日「ここでつまづいた!」の日にします。その第一打者は「われもこ」さん。(きのう今年亡くなった同級生を偲ぶために高校野球を観戦に行ったのです。)「多聴多読マガジン 第3号」でシャドーイング体験のお一人になってくださった人です。

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酒井先生、こんにちは!
私も「ここでつまづいた」を発表します。

中1の初めての授業で出た宿題をうっかり忘れてしまい、2回目の授業で怒られて後ろに立たされました。
「あなたは最初からこんなんだと、落ちこぼれます」と言われました。

これは文部科学省のせいにしてはちょっとだけ悪いかな? 
半分はその先生自身の考え方に問題がありますね。

それが引っかかっていたのか、またはそもそも英語の授業にはついていけなかったのかはわかりません。
否定文にdon’tとかdoesn’tが出てきたり、疑問文が出てきたときにはもうわけがわからなくなっていました。
たぶんどんなときにdoとdoesを使うのか、さらに使い分けもわからなかったのですね。

十分な実例を吸収する前に「使い分けを覚えろ」なんて言われても、わからないのは当たり前です。いまの学校英語のペースで「わかる」ような人はむしろ問題がありそうです。
それがこの何年かでだいぶはっきりしてきたと考えています。中にはそういう詰め込み知識をうまく活用できる強者もいるようですが、ごくごく例外的ではないかな?

その後高校に行っても英語恐怖症は変わらず、生まれて初めて寝てしまった授業も英語でした。
わからない単語を辞書ですべて調べ上げても、意味がわからないから和訳ができない。
そんな学生時代でした・・・暗いわ~
今でも和訳は苦手ですけど(^^; っていうか、もうそんなことやってないし(^^)

昔の英語の先生に会ったら、ぜひぜひ上のことを伝えてください。ひょっとすると、大変身なさるかもしれない。文科省はなんのことかわからないでしょうけどね。

以上です!
暑い日が続きますが、体調をくずされませんように・・・

ありがとー! われもこさんもね!!

追伸
会社に英語好きの新しい人が入ってきました。多読のことを話したらすごく興味をもってくれたので、いずれまた先生が関西に講演会でいらっしゃるときに連れて行きますね!
めちゃくちゃ楽しい人です。

われもこさんはわたしの講演会にいつも友だちを連れてきてくださるのです。
次回関西講演会はまだ計画がありませんが、楽しみ!

われもこさん、ありがとー!

追伸
でもね、「これは酒井さんにとって大事なヒントかもしれない」などと思いながら投稿しないでくださいね。ヒントは事実からしか得られません。みなさんはごく普通に投稿をお願いします。観察はいわゆる「先生」たちの仕事としましょう。
・・・って、難しい注文だなあ・・・

(「先生」とは「支援者」ということですが、考えてみると
「支援」という言葉も固い・・・)