多読と語彙:増殖を高速度撮影!


「ako」さんが多読により語彙菌が増殖する過程を面白可笑しく解析してくれました。
いや、本人はいたって真面目、ただ説明しているだけのつもりなんでしょうが、
正体のよくわからない「語」なるものを相手に、シャドー・ボクシングならぬシャドー・柔道でもしているような格闘を語って血湧き肉躍る大冒険さながらであります。
で、ただ面白く書いているだけと思ってはいけない! 
akoさんの描写は語彙獲得の心理的な面をも忠実に映していると思われます。
微に入り細を穿つ描写はまさに顕微鏡的、高速度撮影的精細さ!
そこに、ストップモーション的にわたしの解説もいれ、
最後に研究社の英和辞典の話なんぞも、真面目に付け加えてあります。
なお、わたしはSSSの掲示板を離れましたが、その直前にakoさんに転載許可をもらっています。


最初の発言は「たかぽん」です。そしてすぐ、akoさんの絶叫・・・

〉なんだか面目ない・・・ (我が物顔で遊んで、akoさんにも面目ない・・・)
そんなこと思ってねぇーーーだろぉぉぉおおおおがぁぁぁああああああ!!!
(ととと、読んだばかりのマンガのセリフが抜けなくて…つい失礼を、ほほほ、アタクシったら)
〉でも、そんなに悪いとも思っていない・・・^^;
やはりそーだったか。
いえね、実は「面目」という日本語が気になりまして。
ご投稿のおかげで、
「真の面目」って書くと、「真面目(まじめ)」となる、ということに、
長年、日本語ネイティブで日本人として生きておりますけれども、
今、はじめて気づかせていただきました。
あ。
「面目」という字を書いていたら、今、急に、面白いって言葉が浮かびましたが、
これもたぶん、面(おも)が白いから面白いとか?かな?と、
調べずに憶測したりしてます。
(多読癖がついてしまったせいか、何ごとも調べない癖が…(汗))
こういう体験が、近頃(正確には、前から)非常に面白くて。
 # 本当は前からなのに、どうして平気で「近頃」と書いてしまうのか、
 # というのも、今後、解明したい謎です。

「面白い」と「真面目」のあるようなないような関係の話から、いよいよそれと関係のあるようなないような語彙獲得の話へとずるずると移っていきます。

で、なんでわざわざ投稿したかっていうと、英語多読の話になるんです。
わたしなど、英語についてはたいして難しいものは読んでないんですが、
それでも、そういうことが多々あるんで、不思議なんですよ。
たとえば、最近、「glitter」ってのが、
意味の濃さの確率が上がったなと思えてきてまして。
glitterなんて、多読以前には恥ずかしながら知らなかった単語なんですが(汗)
以下、それぞれ全然むすびついてないことだったんですが、
まず「glisten」というのを洋楽の歌の歌詞で知っていたんです。(ホワイトクリスマス)
で、多読していて、glimmer,gleam,とか出てきてて、
いま、突然、単語並べて書いてますが、この3年にわたる英語読書という新奇?(笑)体験の中で、別々の本で、別々の時期に、何度も別々に出会ったものです。
いま、こうして並べて書くと実にヘンな感じ。
で、どれもなんだか雰囲気がにてるなー、と、だいぶ長い間思ってて、
(これも多読開始以来ですから、この3年ほどのこと)
それが、ある日、何かの本で、glitterが出てきたのを見て、
その時、突然、もしかしてglowっぽい!と思ったとたん、
え??っ、glistenかも? gleamも、そうかも? なら、glimmerも?!
そんなら、え????っ、もしかしてこいつらって、
裏でコソコソ関係があるヤツラかも??アタイに内緒でーー!と。

ま、このへんの「コイツらひょっとして」というあたりが実に「語の役割」がわかりかけるときの気持ちをよく表していると思いませんか?

もちろん、いま書いた単語は、単語単品で見たわけではなく、
多読で読んでいる本の、文章、というか、段落、というか、場面というか、
ストーリー全体の中で見たわけで、
当然、ストーリーやら各場面の映像イメージの中で見たことになります。
しかし、いま書いていても、どの本のどの場面で見たのかは、全然不明で(大汗)

このサイトの常連ならここでわたしの解説が入るだろうと予想できるところですね。
そう、出所は全然不明っていうところが見事に「多読的語彙獲得」なのですね。

日本語の「面目」から発展しましたが、
面目、真面目、面白い、みたいな感じで、もしかして関係あり?みたいに、
英語もそうやって知ったのがいろいろある、という話なんです。

ほう・・・ やっと結びついてきたぞ!

これ、ヘレンケラーが、WATERに気づいた日に、
突然、周囲のいろんなものに名前があることに気づいたのとすごく似ている気分もするしで、
かなーーーり嬉しいです。

gl–ー 関係がわかってきたっていうだけじゃないね、そのうれしさは、きっと。
ああ、こうやってさまざまな語がネットワークを作って、
それぞれの守備範囲とほかのgl—関係との連携が見えてきて・・・ 
っていうことがわかったうれしさでもあるんでしょうね。

glitterなんて、ほんと、知らなかった単語で、
いまだに調べたこともないですが、(←もしかしてそれはバ○かも)
ま、こういう感じだろうな、という感じが読みながらしていて、
しかも、その後に、また出会った時に、
(同じようなレベルの本ばかり読んでるから、しょっちゅーー出るのね、これが(笑))、
貴様(←「glitter」という言葉を指して言ってます。決して人間ではありませんの。単語も貴様扱い)、
で、glitterめ、貴様、やはりそうだったか、と。
自分の中であいまいだった感じが、焦点がだんだん絞られていくというか、
確率がじょじょに上がっていくという感じがして、それが面白くて、
わからないんだけど、わかるような感じ、ってのが自分の中にできてきて、
その感じは、自分内部に起きるだけの話なので、
何の英語力の証明も、証拠提出もできないのが歯がゆいんだけど、
(歯がかゆい?(爆))
この感じが実に「面白い」、という話なんです。

まあ、実に面白い! 証拠提出は十分ですよ、これで、わたしとしてはね。「語彙専門家」というのがいて、その人たちは違う証拠を求めるでしょうけどね。(バカなことだ・・・)

しかも不思議なことに、
ある一つの本を読んでいる最中は、ストーリーを追う方に気をとられているので、
単語の知ってる/知らないは、あまり意識してなくて、
(つーか、そもそもまだ、ストーリーがわかるかどうかに必死で??(笑)、
 単語どころじゃないっつーーー状態なの!おだまり!)
なので、知ってる単語かどうか検証するような意識は全然ないはずなんだけど、
少し後になって、他の本を読んでいる時、
あーーーーーっ! これ、どっかで見たーーーっ、ということが起きて、
その時になって初めて、自分はなぜか既に「glitter」を知っている…、
しかし、一体いつからどこで知ったんだろう…、
わからんが、とにかく知っている…、不気味…、
という感じで、知っていることに気付く、という流れになることが多いです。
この3年、いや、3年半だったかの多読開始以来。

この上のところでね、「見ていたことも意識していないのに、いつの間にか知っている不気味さ」・・・これが語彙獲得の原型かもしれないと思うのです。一対一対応の訳語を覚えたら、この原初的、原始的、存在恐怖的な感情は起きない。

いやーーー、みなさん!(あ、たかぽんしか見てないか…。しまった…)
多読って実に不思議ですね、さよなら、さよなら、さよーなら。
あ。。。。
「面目ないなんて思ってねーだろ」とたかぽんにインネンつけるだけのつもりで書き出した投稿だったんだが…。
なんとまあ、長くなってしまいました。
あーー、しかももう11時過ぎてるー、ひ? 明日も朝早いのに?
いまだにアホな掲示板の使い方してて面目ない。
もう少し、適切な話題を適切な場所に書くようにします。。。。
それでは本日はこれにて失礼いたします。オブリガード?。

akoさん、がんばってね! 
でも休むときは一気に休めるといいねえ・・・
で、英和辞典の話。glitterに多少関係あるのだけど・・・
研究社の英和辞典で「ルミナス英和辞典」というのがあるのですよ。
で、ルミナスはluminousなんですね。
で、luminousを「ルミナス英和辞典」で引くと、
(ぞくをもってまめをにる、みたいですが)「輝く」と書いてある。
おー、そーか! 「輝く英和辞典」なんだ・・・と思うでしょ?
でもね、luminousっていうのは、輝くとはちょっと違うんじゃないかな?
「ぱーっと光を放ってまぶしい」というよりは、「相当な暗闇の中でぼーっと蛍光を放っている」という方が近いのではないか?
英和辞典を作っている人たちはそんな「ニュアンス」も掴まえていないのですねえ・・・
ここからはいつもの英和辞典批判になるので、やめますが、
なんといっても英和辞典を作っている人たちは「多読」していないからなあ・・・ 
決定的に言葉の「不気味さ感覚」が欠けているのです・・・
だから英和辞典は真面目すぎて、面白みがないのですねえ・・・
そこへいくとakoさんの語彙獲得はもうバトルですね!
面白すぎるくらい!!
ありがとー、akoさん!!!

多読と語彙:増殖を高速度撮影!


「ako」さんが多読により語彙菌が増殖する過程を面白可笑しく解析してくれました。
いや、本人はいたって真面目、ただ説明しているだけのつもりなんでしょうが、
正体のよくわからない「語」なるものを相手に、シャドー・ボクシングならぬシャドー・柔道でもしているような格闘を語って血湧き肉躍る大冒険さながらであります。
で、ただ面白く書いているだけと思ってはいけない! 
akoさんの描写は語彙獲得の心理的な面をも忠実に映していると思われます。
微に入り細を穿つ描写はまさに顕微鏡的、高速度撮影的精細さ!
そこに、ストップモーション的にわたしの解説もいれ、
最後に研究社の英和辞典の話なんぞも、真面目に付け加えてあります。
なお、わたしはSSSの掲示板を離れましたが、その直前にakoさんに転載許可をもらっています。

(さらに…)