「シャドーイングは苦しい、なんのためにやってるのかわからない!」という、きびしい指摘をしてくれた「ぴーママ」さんから「健高下駄」さんに返信がありました。
健 高下駄さんの疑問を一言でいうと「発音練習は本当にしなくていいのか?」というものでした。グリーンさんのお答えもわたしは納得でしたが、ぴーママさんの返信はどうだろう・・・?
「健 高下駄」さんのお気持ち、とってもよくわかります。
もう2ヶ月程前に投稿した「シャドーイングは苦しい!」は、まさにこの気持ちですよ!
で、以前なんて書いたか読み直してみたら、
> 先生のスカイプレッスンがなければ、絶対に続けられずに、この時点でやめていたか、カタカナ英語で大人式にしてしまっていたと思います。
今思い出しても、ほんとに辛かった!悲しかった!悔しかった!!
だって、ちゃんと綺麗に発音したつもりなのに、出来てないと先生から言われてしまうんですもの!(T_T)
今までの人生すべて否定されたみたいな気がしましたよ。(ちょっと大げさかな?)
> もごもごを見つけるまで30時間かかりました。辛く苦しい30時間でした。
今になって思えば、「もごもご」を見つけるのではなく、無意識に「意識」してしまう癖から解放されるまで30時間かかったんだと思います。
多分、私も指導を受けてなければ、健 高下駄さんのように、心のそこからふつふつと疑問を抱いたまま100時間以上やっていたと思います。
たぶん、そんな気持ちがよぎるという事は、まだ本当のこども式になっていないのかもしれない・・・違いますか?
発音を意識せず、意味も理解せずにやって、なんの意味があるのかと感じてしまうのが「おとな」なのでしょう?
「健 高下駄」さんが「無視」という言葉を使ってられるのも、私が「忘れなければいけない過去が多すぎ」と拘っていたのと同じで、無意識になる事に意識してしまっているんですよね。(ややこしい??)
(いま「こども式」という名前を変えようと考えているのですが、高校のときからの友だちにどういう名前にしようか?と持ちかけたら、即座に帰ってきた返事が「ややこ式」に決まってる、というものでした・・・ この友だちくらいうまく言葉を使う人は見たことがないのですが、それにしても「ややこ式」にはやられた・・・ *注「ややこ」とは昔の言葉で「赤ん坊」ということ)
私は「健 高下駄」さんのようにしっかり発音を勉強していなかったので、LもRも「ラ」thもSも「ス」と、カタカナ語で発音してましたが、最近、シャドーイングしていて、どんな綴りかも知らない固有名詞で、無意識に舌をペロッと出してthの発音をしている自分を発見し、ビックリしてしまいました。 そのうち、まったく知らない単語を聞いてLかRが聞き当てられる日が来るのかな??
その為に一時的に意識から発音をはずすだけですよね?
酒井先生いかがでしょうか??
その通りです。
無意識に英語の音を獲得していくとちうことは、LもRも無意識に獲得できるということだろうと考えています。まだおとなについては実例がほとんどないのですが・・・ (基本的にこどもとちがうわけはないとぼくは思っているのです)thではそういうことがたしかに起きた、あるいは起きそうなのですよね、ぴーママさん?
追伸 ぴーママさんの返信をみなさんより一足先に読んだ「管理人」がぴーママさんとおなじ経験をしたということで、ちょっとご紹介。
ここ、わたしもそうです!!!!!
th が舌をぺろっと出すのが「正解」かどうか分からないんですけど、
ただマネをしているだけなのに、だんだん口の中の動きに変化があり、
出ている音が変わっている自分には、確かに気が付いていました。
「thで舌をペロッ」ていうのは決して意識しないでくださいね。「ややこ式」のシャドーイングなら自然にそうなりますから。しかも、舌の出し方も、ばあいによって微妙な違いを再現できます。決して無理やり舌を使わないように!
・・多読ではいろんな事を悩んでしまったけど、
シャドーイングはこんなにも悩まなかったなあ、、。
そう思うとシャドーイングをはじめたことが、
わたしの「解放」になったんだなと思いました。
この最後も、わたしにはとっても参考になります。とっても大事なことをちらっと見せてくれたのかもしれない・・・ つまり、
音の方が文字よりも学校英語の縛りが少ないかもしれない!
多聴・シャドーイングはその縛りをするっと抜ける近道かもしれない!!
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