「たこぼ」さんの「私の多読」という報告にはもう一点、だいじなところがあります。
それは「多読」に関するもの・・・って、当たり前ですね・・・
それになにもわざわざこうして二重投稿にしなくてもよかった?
ま、とにかくはじめてしまったので・・・
「辞書を引かずに、文法分析せずにどうやって英文の意味を理解できるのだ?」
という質問は多読に未来永劫ついてまわるでしょうね。一つの答えはSSSの掲示板で「たかぽん」さんが書いているように「もやもや」の中から少しずつ意味が立ち現れるというモデルです。そして、そういうモデルを立証する(?)実例がたこぼさんの報告の中にありました。
私の多読
前半は省略します。「話す」の方を見てください。
酒井先生の講演会で多読の体験報告をすることになり、2年ぶりで私のトラウマとなっている「美女と野獣」を引っ張り出しました。今読んだら、どんなによく意味がわかるだろうと期待していましたが、実際にはそうでもありませんでした。 ただそれは、単語の一つ一つの正確な意味を言えといわれたら困る、ということです。辞書に載っているような正確な意味はわかりませんが、感覚としてはわかる言葉がいくつもありました。「この言葉はいらいらするような時に使うもの」、「この言葉は強く主張するような時に使うもの」という感覚はできているのです。そこまで行かなくても、「意味はわからないが何度も目にしている親しみのある単語」は、かなりたくさんありました。それは丁度子どもが、大人の話を聞きながら言葉の意味をなんとなく理解してきて、間違った使い方をしながら徐々に自分のものにしていく、そういう過程なのかなと思うのです。これから、日本語に訳せないけれど(訳す必要もないし)、自分の中で理解できる言葉がどんどん増えていくのがとても楽しみです。
こどもとの対比?類似?並行性?に注目してください。
おとなもこどもとおなじように英語を吸収していけるのではないでしょうか?
・・・だといいな・・・
最近のコメント