脳内音読について


SSSの掲示板の「柊」さんからのメールです。最後の2段落、とくに最後の一文に注目してください。

 こんにちは。最近話題の脳内シャドーイングですが、脳内音読についてなら少し聞いたことがあると思い出しました。英語耳の松澤先生がHPでかなり詳しく書いていらしたと思いますが、それよりは個人的な方が役に立つかと思い、そちらにします。
 私の母は小学校教師をしています。
 その母が言うには、子ども(生徒でも、私でも)が文字を読めるようになったとき、最初は一文字ずつ声に出して読まないと、黙読ではなんと書いてあるか認識できないようなのです。それだけでなく声に出していても、一文字ずつは読めても全体ではなんという単語かがわからなかったりするのが、二文字ならわかるようになり、三文字でも平気になりとなっていくようです。そして、黙読でもわかるようになる。
(ちなみに、4、5歳の子どもに黙っていなさいと言うと、考え事ができなくなるそうです。声に出さないと考えるという行為もできないらしい。関係ありそうな気がします)
 ということは、大人になっても文章を認識するためには脳の中で音を出しているのだろうか。そういえば私は、カタカナでもいいから音がわからないと新しい単語を覚えていられず、次に見かけたときにあの単語だとわからない。
 脳内音読はそのうちに声に出した普通の音読の速さを超えると、英語耳の松澤先生が書いていたと思いますが、音読しなくてもわかるようになり、その上黙読が音読の数倍早いという大人の場合は、そういう状況なのか。。。?
 ともあれ楽しいので、A little princessの音読CD(簡略版)を頭の中で再生しつつ(意識しないと再生してしまうほどに聞いたので)、A little princessの本(完全版)を読んでいます。気分はすっかり読み聞かせしてもらっている感じです。
 英語以外のシャドーイングは、チャングムを母と見ながら、王様の命令にその場の大臣が次々と同じ言葉を返すのを真似したり、ハングルでは結構やります。英語よりは確かに敷居が低いですし、純粋に楽しいです。何かの役に立てようとも思っていません。ただ単に、同じことばかり繰り返している場面が面白いのと、主人公の台詞を言ってみたいだけ。
 また、一時期(数ヵ月としかわかりませんが)ハングル・ニュースと中国語ニュースを聞き続けたときは、言葉の切れ目などがわかるようになり、どんどん音が「ほにゃほにゃほにゃ」という全部で一つの塊状態から、音の集合であるということがわかるようになり、一つ一つの音が聞こえ出すようになりと、進歩がはっきり感じられました。
 このことからはっきりとわかることは(Nate風)、私は意味のわからない言葉を聞き続けたり真似したりするのに、苦痛を感じるどころか楽しみを見いだすタイプだということです。ただ、英語の場合はもっとわかるはずと思うのか、他の言語ほど楽しくはありません。
 一度、わからなくて当たり前の未知の言語に戻ることができれば、その時がこども式始動と見ていいのでしょうか

はい、そうだと思います。
じゅんじゅんさんからも「フランス語?のシャドーイング」の報告がありましたね。
そこで、NHK国際ニュースのさまざまな言葉のシャドーイングをすすめるわけです。
どうですか、NHK第2放送で簡単に聞けます。みなさんもやってみて、「訳のわからない言葉」のシャドーイング体験をしてみては?