痛烈! 「シャドーイングは苦しい!」

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「ぴーママ」さんという方から「ちん」さんのメールに返事をいただきました。痛烈な突っ込みです・・・
(あ、ちんさんではなく、わたしに対する根本的な突っ込みです。)
いまコスモピアの「多聴多読マガジン」でわたしがSkypeでシャドーイング指導をするという記事が進行中で、ぴーママさんはその生徒の一人。
ぴーママさんの実に的を射た感想をお読みください。

雑誌「多聴多読マガジン」の企画でお世話になっているぴーママです。
ちんさんのシャドーイング三原則を読んで、こちらに直接メールします。
> 「何の単語を発音しているかわからなくて発音が身に付くんですか?」っていう質問が来るようになる
私の疑問じゃないですか!!
かなり早いものでもごもごをやっていた時は、本当に辛かったです。

ぴーママさんは最初おとな式だったので、おとな式では繰り返せない速さのものをシャドーイングしてもらって、もごもごをめざしたのでした。
シャドーイングそのものにも「楽しくない」という根本的欠陥があるかもしれませんが、
ぴーママさんの場合、速いものでもごもごをやる期間が長すぎたかな?
もごもごになったらすぐに遅い素材に移っていった方がよかったのかも? 反省点です!

こんな事して何になるの?良い歳した大人が馬鹿みたい!と、本気に思いました。

こども式の具合の悪いところをぴたり言い当てていますね!
(いわれなければ気がつくのはずっと先になっていたでしょうね。ぴーママさん、ありがと!)
良い歳をした大人がなんで子供みたいなことをしなきゃいけないのか! 
(シャドーイング一つの大きな壁だなあ・・・)

先生のスカイプレッスンがなければ、絶対に続けられずに、この時点でやめていたか、カタカナ英語で大人式にしてしまっていたと思います。
ところが、もごもごの地点が見つかって、ゆっくりに戻ってからは、まさに
> 音を越えて意味?情景?五感?まで広がる?しみこむ?
を体感しています。
意味がわからなくても、音から状況が浮かんでくる感覚、今まさに味わっているんです。

うーん、これはうらやましーぞー! 音から状況が浮かぶ!!

もごもごを見つけるまで30時間かかりました。辛く苦しい30時間でした。
楽しくなければやめる、なんて言う、多読の三原則のような事を言っていたら、絶対、この体感にたどり着かなかったと思います。
と言いたくて、直接こちらにメールしました

これがね、痛い突っ込みです・・・
一つはもごもご地点を見つけるのに30時間もかかってしまったこと。
もう一つは、なんとか、楽しくモゴモゴをやる手はないものか?
マザーグースを使ったらどうかというのは前から言っていたのです。
洋楽はゆっくりなので、話す速さの準備にはなりにくいところがありそう・・・
ま、とにかくみなさんのご意見を求めます。