多読において「わかる」とは?
「多読」の基本は、面白さ、楽しさ。だから、わからないところは飛ばしてしまってOK! 言葉一つ一つや文法にこだわる従来の「読解」との大きな違いです。多読支援も結局は、ここをどう乗り越える、乗り越えさせるかがポイントになるのではないでしょうか。
オンラインセミナー3回目の今回は、改めて「わからないところは飛ばす」意味を考え、そもそも「わかるとは何か?」に迫っていきたいと思います。
◯日 程: 8/6(土) 20時 19時45分から※変更(8/2)
8/7(日) 16時45分まで
2日間、様々なセッションに自由にご参加いただけます。
※終日、両日共の参加は必須ではありません。
※発表型のセッションの一部は、後日、録画視聴可。(セミナー申込者のみ、8/14まで)
※お申し込みの締め切りは、8/4(木)です。
◯参加費: 正会員 1,100円
準会員 1,650円
賛助会員/一般 2,750円
◯開催方法: オンライン
◯参加対象: 日本語・英語教師、語学ボランティア、図書館司書の方など。
支援の経験・対象・形態は問いません。
主催:NPO多言語多読 / 協賛:Mantra株式会社
できるだけ、以下のいずれかの本(またはウェブサイト)を事前にお読みのうえ、ご参加ください。
- 英語多読 すべての悩みは量が解決する! (アルク)
- 日本語多読 上・下 (webjapanese)
- 日本語教師のための多読授業入門 (アスク出版)
- 図書館多読への招待/図書館多読のすすめかた (JLA図書館実践シリーズ 25/40)
- 快読100万語!ペーパーバックへの道 (筑摩書房)
- 教室で読む英語100万語 (大修館書店)
- にほんごたどく特設サイト (ウェブサイト)
- 英語多読特設サイト (ウェブサイト)
プログラム
8/6夜と8/7午後の最初までは、日本語・英語多読合同の全体会、その後は、言語別の分科会です。
※終日、両日共の参加は必須ではありません。
凡例)
BOR …Zoomの「ブレイクアウトルーム」機能を使って、小グループに分かれて話し合います。
録画 …後日、録画をご覧いただけます。(視聴期限8/14まで・セミナー申込者のみ)
※録画されるセッションが変更になる場合があります。
8/6(土)
※ただし、学習者の数のほうがセミナー参加者よりかなり少ないことが見込まれますので、ブックトークに参加していただく人数には限りがあります。その場合は、後半は、支援者同士の交流会とします。さまざまなハプニングが予想されることをご承知おきの上でご参加ください。
8/7(日)
キーノート:
――榊 桂子(個人多読支援者/NPO多言語多読)
――山岸 典子(香蘭女学校講師/元新宿区立四谷図書館司書/NPO多言語多読)
スピーカー:
――山中 武(Mantra株式会社)
Langaku(ランガク):
今年6月にMantra株式会社よりリリースされた英語多読向けマンガアプリ。『週刊少年ジャンプ』作品をはじめ、30作品以上の英訳マンガを提供。「英語率」を調整して日本語多読での活用も期待される。
(詳細:https://langaku.app/)
日本語分科会
それぞれのグループはどのようなきっかけで作成を始め、どのようなやり方で読みもの作成に取り組んでいるのでしょうか。いくつかのグループに報告していただきます。
■学習者主体で創る多読本プロジェクトについて
――髙橋 温子(米スミス大学/NPO多言語多読)
■「大分発わくわく読みもの」作成について
――加藤 みゆき(東京外国語大学/NPO多言語多読)、隈井 正三(立命館アジア太平洋大学)、住田 環(立命館アジア太平洋大学)、豊田 真規(フリーランス)、渡辺 若菜(立命館アジア太平洋大学)
■マレーシアでの『読みもの』作成の経緯
――近藤麻衣子(国際交流基金バンコク日本文化センター/NPO多言語多読)
■フランスでの多読活動-Festiponと出前多読サロン-
――三浦多佳史(国際交流基金パリ日本文化会館/NPO多言語多読)
■タイの大学における多読実践とこれから
――山口ひとみ(泰日工業大学/NPO多言語多読)
■インドネシア・リアウ大学の多読授業実践報告
――ディ二・ブディアニ(リアウ大学)
■学習者主宰の課外活動「読書クラブ」ができるまで
――アリヤネ・ヘアテル(ドイツ・デュッセルドルフ大学大学院生)
※J1、J2の進行状況によっては、このセッションで時間調整を行います。
英語分科会
スピーカー:
――遠藤 樹子(デジタルハリウッド大学/NPO多言語多読)
――矢野(家庭文庫/NPO多言語多読)
■英語授業で多読促進を図る手立て ※録画なし
――栗下 典子(中部学院大学非常勤講師/元岐阜県公立学校教諭)
■オンライン講座『はじめての英語多読』2年間の実践から
――小川 和子(NPO多言語多読 理事)
――前半【素材・方法別】
■a. 多観
■b. マンガで多読
■c. 読み聞かせ
――後半【テーマ別】
■d. 多読手帳(読書記録)の活かし方
1人1人の進歩や悩みが見えてくるツール、多読手帳。支援者が生徒のコメントから何を読みとり、どう声かけしていくか考えます。
■e. 学習者同士の繋がりを作る
学習者がお互いに悩みを相談したり喜びをシェアできる場所を提供することは重要です。支援者として、そのために何ができるか一緒に考えます。
■f. はじめての多読支援
これから多読支援を始める方にここまでのセミナーの感想や疑問を伺いながら、支援の「はじめの一歩」をいっしょに考えます。
参加方法
「Zoom」を使って開催します。Zoomはパソコン、スマホ等でテレビ会議のようにミーティングを行うことができるツールです。アカウントを作らなくても利用できるので比較的簡単に参加できます。
- お申し込みフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
- 参加費をお支払いください。※締め切り8/4(木)
- 開催日前日に、参加用の「招待URL」をメールでお送りします。
- 当日、参加したいセッションの開催時刻になりましたら、「招待URL」をクリックします。Zoomアプリが立ち上がり、セッションに参加できます
※「招待URL」が届かない場合は、恐れ入りますが お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
※Zoomアプリがインストールされていない場合は、先にインストールが始まり、その後、セッションに参加できます。
◯パソコンで参加する場合:
特になし。心配な方は、事前にアプリ(ミーティング用Zoomクライアント)をインストールしておく
◯スマホ、タブレットで参加する場合:
事前にアプリ(iPhone/iPad / Android)をインストールしておく
- イヤホンがあると会話がより聞き取りやすくなります。
- 参考解説動画:https://youtu.be/abLIuNtnxgQ(外部サイト)
お支払い方法
クレジットカード(ペイパル)
※ペイパルのアカウントがなくてもご利用になれます。
※銀行振込をご希望の方は、お問い合わせください。
お申し込みフォームを送信後、下記よりお支払い手続きにお進みください。
※ペイパルからの入金完了メールは、ペイパルのアカウントをお持ちの方にのみ届きます。
※数量と合計金額を必ずお確かめください。
※お支払いは8/4(木)までにお願いします。ご入金いただいた時点で受付完了となります。開催できなかった場合を除き、一度お支払いいただいた参加費の返金はできませんのでお気をつけください。
お申し込み
お申し込み後、お申し込み内容を記載した確認メールを自動送信いたします。内容を確認の上、よろしければ 参加費のお支払い をお願いします。
数分以内にメールが届かない場合は、tadoku.org からのメールを受信できるよう設定する、メールアドレスに間違いがないか確認するなどして、再度お申し込みください。