これまでの多読支援セミナーでは、おもに多読のプラスの成果を紹介してきましたが、今回は逆に、多読と多読支援の陰の部分に光を当てて、わたしたちの課題を明らかにしたいと考えます。みなさんと一緒に問題点の洗い出しをし、多読について大いに語り合いたいと思います。ふるってご参加ください。
第5回 多読支援セミナー「多読支援の落とし穴」
日 時: 2016年8月7日(日) 10:30~17:00 (10:00受付開始)
場 所: 文京学院大学女子中学校・女子高等学校 進学棟 地下1階 BALスタジオ(東京都文京区本駒込6-18-3)
参加費: 一般2,000円、正会員1,000円、準会員1,500円
定 員: 100名
申し込み: 申し込みフォームか、お名前、ご連絡先、所属機関、参加希望分科会を添えて、FAX(TEL&FAX 03-6279-3973)またはtadokuorg@gmail.comまでお申し込みください。
スケジュール(予定)
午前中は日本語、英語ともに全体会です。午後からは日本語、英語に分かれ、それぞれで分科会を行います。合同の閉会式などはありません。
午前の部/全体会(10:30-12:30) |
---|
10:30-11:50 基調講演 「多読支援の落とし穴~多読と多読支援の悩みを探る」 NPO多言語多読理事長 酒井邦秀 多読支援がうまくいかない理由はなんでしょうか。みなさんといっしょに、できるだけたくさんの問題点を洗い出し、考えたいと思います。 「やさしい絵本から始める多読」の第一人者。外国人の日本語学習者にも多読が広がってきており、秋にはアメリカ・シアトルでの講演も控えている。著書:『さよなら英文法!多読が育てる英語力』『快読100万語!ペーパーバックへの道』(ちくま学芸文庫)ほか多数。 |
12:00-12:30 「米国ノートルダム大学の日本語多読実践報告(仮)」 ノートルダム大学 纐纈憲子 アメリカの大学で日本語多読が始まり、注目を浴びています。その中心メンバーのひとり、纐纈さんにアメリカの大学での多読授業の様子を報告していただきます。 |
12:30-13:30 昼食休憩 出版社による多読図書の展示(英語/日本語)
(※セミナー開催時間内は随時展示しています) |
午後の部/日本語分科会(13:30-17:00) |
13:30-14:15 「『猫ふんじゃった』と『目黒の秋刀魚』~多読授業から見えてきたこと」(仮)仙台国際日本語学校 遠藤和彦 多読に出会って、多読授業、読みもの作成、そして英語多読実践まで活動を広げながら、日本語教育について見えてきたこと、感じていることを語っていただきます。 14:15-15:15 大学/日本語学校/ボランティア教室などでの実践報告(予定) |
15:30-17:00 Q&A 多読授業の悩み相談(予定) |
午後の部/英語分科会(13:30-17:00) |
13:30-14:15 文京学院大女子中学高等学校での多読実践報告(飯野仁美/文京学院大女子高等学校) 本セミナー会場である、文京学院大女子高等学校 飯野先生と、教え子による多読実践報告(発表)です。 ぜひ、生の生徒さんたちの声を聞き、実感してください。 |
14:15-14:30 分科会紹介(下記のAからDの分科会をお選びいただきます。時間中、移動は自由に行えます)14:35-16:30 (A) 学校のカリキュラムという枠組みの中での取り組み(伊藤幸子/渋谷教育学園渋谷中学高等学校) (B) 英語教室での取り組み(鈴木祐子/ABC4YOU/オックスフォード児童英語教師向けワークショップシリーズ2016・講師) (C) 学校図書館での取り組みー場の提供(米澤久美子/東京都立府中東高校・学校司書) (D) 個別支援の実際(繁村一義/NPO多言語多読 理事・社会人向け個別指導)16:35-17:00 英語分科会まとめ(酒井邦秀理事長、村岡千秋) |
申し込み
下記の申込みフォームか、お名前、ご連絡先、所属機関、参加希望分科会を添えてFAX(TEL&FAX 03-6279-3973)にてお申し込みください。
※参加費は当日集金させていただきます。領収書が必要な方は事前にお知らせください。