1/10 引き続き、オンライン「読みもの作成ワークショップ」!

LINEで送る
Pocket

お正月気分もさめやらぬ、と書きたいところですが、そもそもお正月気分になれなかったコロナ禍の1月10日、NPO多言語多読の会員限定「読み物作成ワークショップ」が開催されました。10月18日に引き続き、オンラインで無料で読めるもの、それも0レベルの読みものを増やそうという趣旨です。そう、私たちのサイトの無料読みものは、こうした会員さんのボランティアで少しずつ数を増やしていっているのです。制作の舞台裏をレポートしました!

前回のワークショップですでに完成しているのは、「雨」「菊」「ありますか?」
今回もスピード作成を目指したいところです。

WS2

アメリカとオーストラリアからの5名を含む19名の会員が集まりました。ほとんどの方が、第1回にも参加して下さった「経験者」です。
簡単な説明の後、3~4名ずつ5つのグループに分かれて、作成方法やテーマについて相談をしました。30 分後にメインルームに集合して、全体でテーマの確認をした後は、それぞれのチームでの作成に没頭しました。
第1回の時には、どのグループも、オンラインでの読みもの作成は初めての経験でしたので、大げさに言えば、「五里霧中」のワークショップでした。前回は挿絵の問題があり、早々に制作を断念したグループや仕上げに思わぬ時間がかかったグループがあったり、かたやささっと仕上げたグループありで、今回は、その経験を踏まえた効率的な読みもの作成になったようです。
2時間後、メインルームに集合し、お披露目!「日常、使われる基本的な語」を使った作品や、日本の文化紹介になるような作品が次々と披露され、歓声が上がりました。
最後の発表会に参加して意見を言ってくれた会員も。先生方のアイデア、能力、チームワーク、日本語学習者への愛!に脱帽です。

その後も各グループで連絡を密にとりながら、仕上げに取りかかっています。無料読みもののサイトに5つの作品があがるのをもうしばらくお待ち下さい。

(松田記)