今年も「多読祭り」を開催しました! 会場は昨年と同じ新宿NPO協働推進センターで、97名のお申し込みがありました。あいにくの雨にもかかわらず、会場は終始にぎやかで、マイクを使ったアナウンスが聞こえない(笑)ほどの盛況ぶりでした。当日の様子を写真で振り返ります。
お申込みいただいたみなさんの内訳(人)は・・・
●多読をしている言語: 英語 87、韓国語 4、スペイン語 7、フランス語 9、日本語 16、その他 4
●どこから参加: 東京 54、神奈川 15、埼玉 10、千葉 5、愛知 4、北海道 3、長野 2、石川 1、大分 1、静岡 1、栃木 1
●多読を始めた年: これから 8、2020-25 33、2015-19 13、2010-14 22、2005-09 6、2002-04 18参加者の詳しいプロフィールは こちら で公開しています。
祭りの準備
朝9:30に集合して、「準備」という名の交流タイム。雨の中、会員のみなさんを中心に、なんと42名の「多読仲間」が集まりました!










途中、「お近づきタイム:今年の一冊ブックトーク」を行いました。


第1部 NPO多言語多読の活動報告
この日最初のプログラムは、「多読実践者」によるNPOの活動紹介です。各言語の絵本の展示を背に、まずは、韓国語、スペイン語、フランス語、そして日本語多読の紹介から・・・




続いて英語多読からは、図書館で行う多読ワークショップを会員や受講生のみなさんに手伝ってもらう試みについて紹介しました。最後は、会場にいるみなさんに「多読を人にすすめたエピソード」を紹介してもらい、わいわい楽しい時間となりました。


第2部 英語多読講演&ワークショップ
午後一番は、定員80名の会場がいっぱいになる中、多読祭りでは数年ぶりとなる酒井前理事長による多読講演を行いました。講演の中で、多読50周年に向けて、多読がどう変わっていくのか——その「芽」を、二人の実践者による絵本の朗読音声と英語の「ツイート」で紹介しました。そのあまりの「英語らしさ」に驚いた方も多かったのではないでしょうか。



第3部 Tadoku交流会
お祭りの最後は、好きなテーマのブースに参加して自由に語り合う交流会です。会場の盛り上がりはピークに。
提案されたブース(※詳細はこちら)
はじめての英語多読 / 私のブレイク・スルー / 推しの一冊・推しの一本 / やさしいノンフィクション / 英語で歌っちゃう? Part2 / 受けたい外国のオンライン講座 / Claire Keegan の部屋 / ミステリ多読入門 / 映画・ドラマ / 絵本の森へ迷いこもう / 英語以外の言語で ‘超’ 初心者が多読できる? / 犬好きさん&猫好きさん大集合






展示:「2024年に多読講座でよく読まれた25冊(英語多読)」「2024年によく読まれた『無料の読みもの』(にほんごたどく)」
2024年に英語多読講座でよく借りられた本を並べて、好きな本・気になる本に付箋で投票してもらいました。また、にほんごたどくのウェブサイトで公開している「無料の読みもの」から、2024年によく読まれた15冊を日本語学習者のコメントと共に紹介しました。


各言語のブースとファンドレイジング
韓国語、スペイン語、フランス語多読の会のブースは、展示スペースが昨年の2倍に。各会、珠玉のセレクションがずらりと並びました。



ファンドレイジング企画として、今年も「多読本フリマ」や「手作りお菓子」、オリジナル・トートバッグを販売しました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。収益は多読の普及活動に充てさせていただきます!


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いかがでしたか? みなさんの楽しげな様子が少しでも伝わっていると嬉しいです。最後に事後アンケートより、お二人の方の感想を紹介します。今回初めて多読祭りに参加された方と、毎年参加してくださっている方の声です。
❝多読している人が沢山いることが印象に残りました。いろいろな人と話せて楽しかったです。❞
❝最高でした!お祭りでしか会えない方々とも交流できるし、初めて聞く作品もあるし。そして、多読の皆さんとの交流は心が温かくなるので、大好きな時間です。❞
多読祭りは、私たち運営スタッフにとっても特別な一日です。「多読」という同じ船に乗る仲間が、こんなにたくさんいるんだ!と実感できて、とても心強く感じます。いつも応援してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。これからも、いっしょに多読の楽しさを伝えていきましょう!また来年も、お会いできるのを楽しみにしています。
(事務局 Katobushi)