5/18 オーストラリアの高校生と日本語多読のブックトーク!

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5月18日にオーストラリアの高校生とオンラインで日本語多読のブックトークをしました!

5月18日の朝、オーストラリアのアデレードにある ナザレース・カトリック・カレッジの高校2年生6人とNPO多言語多読の会員3人がオンラインでブックチャットをしました。
この学校の日本語のM先生が、以前から何回か、NPO多言語多読の「オンライン日本語多読クラブ」に参加され、ご自分の学校でも、オンライン多読をやってみようと企画されたものです。2日間にわたって行われた日本語キャンプの中のひとつのプログラムとして実現しました。「オンライン日本語多読クラブ」がこのように海外に広がっていくのはうれしいです!

最初に、M先生がスライドを用意して、やさしい日本語で多読の説明をされました。
読み方のルールのあと、M先生のリードで、みんなで一緒にレベル0の「どうぞどうも」を読みました。

その後は、15分の読書タイムです。

読書タイムのあと、2人の高校生が一人の日本人ボランティアと本やその他のことについて20分ぐらい日本語で話しました。
高校生が読んだオンライン上の読みものは、「あっ、まるい」「ぼくのお父さん」「畳生活」「いいです」「チワワの花すけ~帽子とマフラー」など。
簡単に本の感想を聞いた後は、そこから発展して、「どんな動物が好きか」とか「日本に来たことがあるか」「アデレードはどんなところか」など身近な話題で話をしました。短い時間でしたが、日頃日本人と話す機会があまりない高校生は、興奮気味に張り切って話をしてくれました。

これが日本語に興味を持ち続けるモチベーションにつながったらうれしいです。
それにしても、オンラインで南オーストラリアの高校生とこうやってつながれるなんて、便利な世の中になったものですね。
(粟野 記)