3月20日(日) 「第9回オンライン多読祭り」報告①

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第9回多読祭りも昨年に続きオンラインでの開催となりました。日本各地、そして世界各国(11ヶ国!)から、過去最多となる201名のお申し込みがあり、午前は101名、午後は108名の方が参加してくださいました。今年は「ゆる〜く」を合言葉に、余白たっぷりのプログラムの中、各所で多読について語り合う一日になりました。

参加者プロフィールの公開

どんな人が参加するのか知りたい、との声にお応えして、今年は事前に「参加者プロフィール」の入力を呼びかけ公開しました。集まったプロフィールを読んでいるだけでも多読を楽しむ生き生きとした様子が伝わってきます!

参加者プロフィールを見る

※お寄せいただいた「多読をしていてよかったこと、嬉しかったこと」「これから多読を始める方へのメッセージ」「今年の一冊/一本」は、後日ウェブサイトにまとめてご紹介させていただきます!

午前の部:多読案内〜体験者に聞いてみよう

恒例の多読実践者による多読案内。まずは、オンライン英語多読講座「継続クラス」のみなさんが「多読三原則」と Oxford Reading Tree (ORT) の「おもしろポイント」をご紹介。普段のブックトークよろしく「わちゃわちゃ」と楽しげな紹介で多読の世界を覗いていただいたところで、今度は実際に Oxford Owl の中から各自でORTを読んでいただきました。

続く小グループに分かれてのおしゃべりタイムでは、これから多読を始める方からの質問に答える形で、多読経験者にそれぞれの体験談を自由にお話しいただきました。各言語の多読やさまざまな多読歴の方と語り合う内に「百人いれば百通りの多読」の姿が少しでも浮かび上がっていれば嬉しいです。

参加者の声(アンケートより抜粋)

  • 多読のやり方を教えていただき、これなら出来そうだと思いました。多読三原則の、合わなかったら投げるは衝撃でした(笑)それでいいんだぁと目から鱗でした。
  • 多読三原則の通りに読むことが困難な時の対応についてのお話を拝聴し、気持ちが楽になりました。
  • やさしい本は、絵を見るともっと楽しめるというのが心に残りました。
  • 項目を分けていろいろな人が「案内」してくれたのが、ポイントがよくわかってよかったです。
  • 講座生の皆さんが楽しそうにORTのお気に入りを紹介してくださって、久しぶりにORTを自分でも楽しんで読みました。
  • 久しぶりにORTを読みました。楽しかった。日本語多読の学習者も同じような楽しさを味わっているかな、味わっていてほしいなとしみじみ思いました。
  • 小部屋に分れてお話しした時、同じ悩みを持っている方に共感したり、自分の現状を話せて、スッキリしました。
  • ブレイクアウトルームで、みなさんの多読体験、多読をやってよかった点などを聞くことができて、参考になりました。
  • 酒井先生の本を頼りに1人で多読に挑戦している方もいらっしゃると知り、そういう方には特に多読祭りは必要な催し物だと思いました。コロナの制約が解除されても、オンライン開催が残ればいいと思います。
  • 英語だけでなく、日本語、韓国語、スペイン語のグループがあることを知りました。そしてコロナ禍でありながらそれぞれのグループが楽しんで活動に取り組んでいることが印象的でした。

お昼休みには「多読ラジオ」と題して、その場にいらした方と近況を報告しあったり、初めましての挨拶をしたりと、多読よもやま話に花が咲きました。

報告②につづく

(事務局 katobushi)