9月11日(土)「オンライン・大学生向け英語多読体験会」報告

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NPO多言語多読では、7月からインターンとして、3名の大学生を迎えました。2ヶ月のインターン期間で、実際に多読を体験してもらい、最後に、大学生向けの多読体験会を企画・運営してもらいました。9月11日に行われた「体験会」の様子を、インターン生の一人、森裕翔さん(宇都宮大学2年)に報告してもいます。

9月11日(日)13時から、インターン生による大学生多読体験会が開催されました。参加者5名のうち3名が大学生でした。

体験会では、まずNPO多言語多読の酒井理事から多読とは何かについての説明、そして、この夏から多読を始めた3人のインターン生の率直な多読体験談を参加者にお話したのち、Oxford Owlを用いて実際に多読体験を行いました。

20分ほど多読の時間を取った後、ブックトークを行いました。今回の司会者であるインターン生3人も各々Oxford Owlの絵本を読んでいましたが、参加者のみなさんの多様な感想を聞いて、そのような読み方、見方もあるのだなという発見に繋がり面白かったです。

最後に質問を受けました。参加者の皆さんの多読経験の有無、参加動機は様々でしたが、皆さんが楽しめていたようで良かったです。

今回の体験会を開催するにあたって、何回も事前に話し合いやリハーサルを行っていましたが、当日滞りなく開催できるか不安でした。しかし、Oxford Owlの利用方法の説明やその他の進行でも特にもたつくことなく、体験会を終えることが出来ました。

インターン期間が緊急事態宣言と重なり、ミーティングはすべてオンライン、本棚に囲まれた対面の講座へ参加してもらうことも叶いませんでした。それでも、3人が体験談で語ってくれたのはーー

「大学の多読授業では、締め切り直前に1万語の本を3冊読んで課題の3万語を稼いでいた。ここでは語数を気にせず簡単な絵本をたくさん読むので、多読のイメージが変わった」「絵本で、ハンドバッグを盗まれたことを “stolen” を使わずに “My handbag has gone.” と表現していた。多読は生の英語に触れられる良さがあると思う」「好きなジャンルを自分で選べる。読むことを強制されない。だから、やる気がでる。楽しく続けられる」

など、多読で大事なことばかりでした。これからも楽しく多読を続けて、周囲の人にその楽しさを伝えていってほしいと思います。

(事務局 katobushi)