9月12日、四谷図書館で初心者向け英語多読講演会が開催されました。講師はNPO多言語多読・繁村一義副理事長です。
司書の滝口さんに報告をお願いしました。
新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が続き、当館での講演会は1年9か月ぶりです。しっかり感染対策をし、通常であれば25名の参加者で行うところ、今回は7名。非常に贅沢な環境です！
まず、多読三原則の紹介、英語に慣れるにはどうすればいいかお話いただきました。英語に慣れる邪魔をするものをなくすのが多読三原則だとのお話に、参加者の方は深く頷いていらっしゃいました。
休憩中も先生を囲んで、Oxford Reading Treeの作者Roderick Huntさんの話で盛り上がり、さらに和やかな雰囲気で講演会は進みます。
実際にOxford Reading Treeを使った体験では、絵を見るというのはどういうことかわかりやすくお話しいただき、多読の楽しさを実感していただけたように感じました。ただ、体験中に繁村先生が「マスクをしているとみなさんの表情が見えないなぁ」とぽそっとおっしゃいましたが、確かにその通り。また、マスクを着用したまま、大きい声で2時間話し続けるのは先生にとても大変だったとのこと。コロナ禍ゆえの悩ましいところですが、次回は何かしら対策を考えられればと思っています。
以下、参加者アンケートからの抜粋です。
・話が分かりやすかったです。非常に興味を持ちました
・まったく知らなかったので楽しかったです
・多読を始めてみたいと思いました。ありがとうございました
・なかなか英語は長続きしません。いつも途中ですぐあきらめてしまいます。教えていただいた多読レベル1+ぐらいからであれば簡単なので出来るかもしれません。わからない単語は読み飛ばしていい点が気に入っています
・初めて出会うコトはおもいしろいですね！
・秋にある多読（経験者向け）にも続けて参加できるように頑張ってみます
・多読が方法として良いと思っていたが、どのように実践すればいいのかわからなかったが、今日はポイントが聞けて取り組めそうだ！という気持ちになれました次は、秋に経験者向け講座を予定しています。無事開催できると信じて準備をすすめていきますので、みなさまのご参加、お待ちしております！
四谷図書館は、都内でも随一と言えるほど英語多読コーナーが充実した図書館です。12日にこの講演会で多読に出会った参加者のみなさん、ぜひ、図書館でやさしい絵本を手に取って多読を始めてみてください！
（事務局）