夏に多読セミナーを行った名古屋YWCA「ガリ勉クラブ」の多読のその後の報告です。
多読セミナーに呼ばれてお話しした後、実際にそれが、どのような多読活動に結び付いたのかいつも気になります。
名古屋YWCAの「ガリ勉クラブ」からは時折、多読授業の様子を知らせるお手紙が届き、こちらもいつも励まされています。
報告者はボランティアのOさん。
多読、および多読用図書の収集に大変熱心で、私費を投じて少しずつコレクションを育てていらっしゃって、みんなに「多読王子」と呼ばれているそうです!
◆数か月前のことになってしまいましたが、まずは、夏休みの多読授業についてOさんの報告をお読み下さい。
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ガリ勉クラブの蔵書には、
しかし、それ以上に大きかったのは、市立図書館で、NPO多言語多読のサイトにある一般図書をたくさん借りられたことです。お陰様で、かなり充実した多読授業、
コーディネーターの先生方の元締めであり、
その一方で、どんな学習法でも、
多読のルールについては、ボランティアの先生方には、
(にほんご多読ブックス「卑弥呼」を読んで、EテレのNHK for School「歴史にドキリ」を見てさらに理解を深めているところです)
(ブックトークの時間)
その後、ガリ勉クラブは、2学期に突入しまして、
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◆そして、冬休みにも特別に多読の日が設けられたようです。以下はK先生とOさんからの報告です。
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冬休み教室は12月26日と1月6日に行い、どちらも1時間ずつ多読の時間を作りました。
名古屋市図書館から借りた本は返却してしまったのですが、ガリ勉クラブの蔵書であるよむよむ文庫と多読ブックス、
そこへ名古屋近郊の公立小中学校の先生方が見学されました。
皆さん、NPO多言語多読のGR教材については、
3学期になってからも多読は続けています。最近は自分で本を買ってきてそれを教室に持ち込んで読んでいる子もいます。
それだけ本を読むことが身近になったということで、これは間違いなく「多読効果」だと思っています。
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夏からなんらかの形で多読が続いていたんですね。
子どもたちも読む習慣ができつつあるようです。Oさんの文庫もますます充実していると聞きました。
さらに、ほかの小中学校へも広がりそうな勢い。すばらしいですね。
今度は、実際に生徒さんたちが読んでいるところにぜひお邪魔したいと思いました。
(粟野)