1月14日(月・祝) 第11回「英語多読支援者養成講座」報告

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第11回目となる支援者養成講座の報告です。この講座では、毎回、参加者それぞれに、参加者同士での多読体験・実践を通してより深い多読への理解、今後のヒントになるものを見つけていただく時間となっています。

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そんな当日の様子を、講師の伊藤幸子さんから報告していただきました。

まず、「多読文化を発信する」というタイトルで、言葉以前に、絵をよく見て想像力を十分に働かせて、ストーリー/メッセージを認知することが、NPO多言語多読が推進する英語多読のスターティングポイントであることをお話し、それから字のない絵本を中心に多読体験をしました。

後半は、Scholastics の資料を参考に「英語の読み聞かせ」のポイント解説をして、最後に全員が読み聞かせをしました。今回は、日本語母語の方だけでなく韓国語や英語が母語の参加者もいらっしゃって、英語、日本語、韓国語入り交じって、非常に意味深く大変おもしろい読み聞かせ会となりました。(講師:伊藤幸子)

伊藤さんの報告にもある英語、日本語、韓国語入り交ざっての読み聞かせでは、読み手聞き手ともに「絵の力」「物語の力」を実感して、さらに「言葉とは何か?」を考えるきっかけにしていただけたのではないかと思います。

アンケートより(抜粋)

  • テレビより絵本で学ぶことが多いとはビックリ!
  • 全く未知の言語の読み聞かせはたくさんのヒントにあふれてました
  • 多読の極意、読み聞かせの魅力を十分感じました
  • とてもわかりやすい説明と役に立つスキルを教わった
  • 目から鱗でありがとうございました
  • 大人でも絵本を楽しんで読むことができました
  • 本などを通じて多読を理解することと、話を聞きながら多読を体験することは異なるものでした
  • ORTの体験、読み聞かせの実践とシェアも純粋に楽しくて、とても勉強になりました

この講座に参加してくださった山崎さんが感想を送ってくださいました。「韓国語で読み聞かせをしてもらったら眠っていた感性が揺り起こされるような不思議な感覚に包まれた」そうです。(2019年1月31日:追記)
未知の言語の絵本読み聞かせで幼児の認知体験!! « 小樽の英会話教室 Excel English Club

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次回の支援者養成講座は3月24日(日)を予定しています。当日の詳しい日程が決まりましたら、NPOサイトやSNSでお知らせいたします。これからも多読を支援する/支援したいと思っている方のご参加をお待ちしています。

(事務局/おおが)