12 月22日(土)豊橋市中央図書館英語多読講演会報告!

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2018年12月22日(土)豊橋市中央図書館で、英語多読講演会が開催されました。司書の小川さんから報告していただきます。

大変遅くなりましたが簡単に報告いたします。

豊橋市中央図書館では英語多読を支援するため2008年頃に多読コーナーを設置し、現在は約1,700冊のテキストを備えています。詳しくは、第5回シンポジウム「図書館多読への招待」 in 浜松 ポスターセッション報告(https://tadoku.org/about/tadoku-lib/poster-2018)をご覧いただくと様子がお分かりになると思います。

2017年12月、豊橋で初めての多読講演会「初心者のための英語多読講演会」に西澤一先生(NPO多言語多読理事)を講師にお招きしました。講演が終わるころには参加者の方の熱気とやる気が会場に満ち、質問も次々と寄せられ、とても活気のあふれる会となりました。
その後、多読コーナーに立ち寄る方が目立つようになり、本の貸し出しも増えました。この講演会をきっかけに多読をスタートした方もいらっしゃるようです。そして「英語多読クラブ豊橋」が発足し、市民の方が主体となって活動を続けていらっしゃいます。

それからちょうど1年経った2018年12月22日、第2回目の多読講演会を開催しました。講師は酒井邦秀先生(NPO多言語多読理事長)です。タイトルは「絵本から洋書へ!会話へ!英語多読講演会」です。

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酒井先生のお話はとても面白いので、みなさんに気軽に参加していただきたくて事前申込不要にしたため、当日どれだけの方がいらっしゃるか不安でしたが、多読未経験者から実践中の方、ベテランのタドキストや読書クラブの方々、あわせて43名の参加、ほぼ満席の状態でした。

酒井先生が参加者の方々と会話をしながらフレンドリーにすすめられたため、みなさんニコニコ笑いながら楽しそうで、とても和やかな雰囲気の講演会になりました。恒例の「ORTのメガネを探してみようタイム」では隣の人たちで本を交換し合って「あった」「ない」と和気あいあいでした。
多読を続けるには仲間がいると頑張れる、ということで、応援に駆けつけてくれていた多読クラブの方々の紹介をしてくださいました。湖西、浜松、大府、豊橋の多読クラブのみなさま、ご協力ありがとうございました。
途中で休憩を挟む予定だったのですが、あいにくその時間もなく、あっと言う間に2時間が経ってしまいました。残念ながら今回の講演のテーマのひとつ「会話へ!」の部分が時間切れで十分にお話を聞けなかったので、またの機会にということで惜しまれつつ終了となりました。
酒井先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。次の講演会で再会できることを楽しみにしています。
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(写真左)講演会のポスターと多読クラブのマスコット「たどっくま」
(写真右)会場後方には多読の本とブックリストを設置しました

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以上、豊橋市中央図書館の司書・小川訓代さんの報告でした。
お忙しい中、ありがとうございました。

(事務局・粟野)