学習者が興味に応じて読めるように、小説や昔話、童話の簡約、日本文化紹介、伝記、歴史など、さまざまな内容のものを用意する必要があります。そして、それを、学習者の立場に立って楽しく面白く読めるように書く、これが最も大切なことです。
何を書くか決まったら、内容に合わせてどのレベルにするか決めます。
レベル別に決めた語彙表と文型表と字数(※下記リンク参照)を目安に書いていきます。簡約の場合は、元の作品をリライトしていきます。しかし、多読向けの読みもの作りは、文型表と語彙表をもとに機械的に書き換えていく作業ではありません。読みやすさやわかりやすさは、文法や語彙だけでなく、内容や書き方、挿絵の分量などにも大きく左右されるものです。基準になる語彙表、文型表を守りつつも、読みやすさに関わるすべての点に考慮しながら、魅力的な読みものを目指して書き進めていきます。実際に学習者に読んでもらい、フィードバックをもらうことも大切です。
読みもの作成時のポイントをいくつか挙げます。
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