オンライン親子多読講座(1期・2022/1/11〜2/22)報告

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1月11日より隔週で行ってきたオンライン親子多読講座が終了しました。親子(親御さん)向けの連続講座は初めての試みでしたが、4名の方にご参加いただき、非常に充実した時間を持つことができました。

全4回の講座では、ご家庭での英語の取り組みに悩んでいる方、親子で英語絵本を楽しみたい!という方が集まって、参加者一人一人に合った多読の進め方を一緒に考えてきました。講師による読み聞かせや体験談のシェアだけでなく、ブックトーク、お子さんに読み聞かせをしてみての実践報告、最後には参加者同士で読み聞かせをし合うなど、みなさん積極的に参加してくださいました。

忙しいママやパパを応援するための講座ですので、ご都合の悪い日には後ほど録画を確認してもらったり、チャットで講師に質問をしたりすることができます。そして、講座の時間以外にも、期間中はチャットでお互いに絵本のお勧めを紹介しあったり、お悩みを相談しあったりと、参加者同士の交流も深まりました。

親子多読の場合特に、親御さんが自分のお子さんを他のお子さんと比べてしまったり、焦って今のやり方に不安を覚えたりすることが多いようです。あらためて、親子多読には仲間が必要、親子多読のコミュニティを広げるお手伝いをもっとしていかなければと強く思いました。
また、多読なら親子が「一緒に」楽しめて、「一緒に」成長できることを参加者のみなさんから教えていただきました。

皆様から頂いた感想がこちらです。

  • 子どもを細かいところまでコントロールすることはあきらめた方がよいことを学びました。(中略)とりあえず、子どもが楽しんでくれればいいかなぐらいのスタンスで、ゆるく読み聞かせをしてみようと思いました。
  • 読み聞かせのやり方など実際に先生が読んでくださり、こういうやり方があるんだ!と発見しました。
  • 多読が効果がありそうな事が再発見できた。また、不安になるポイントもよくわかった。
  • 親にしかできないこともあると思うので、自分の声での読み聞かせもやろうと思います。
  • 同じような環境の方との交流や、実際にお子さんに(多読支援を)されていた先生のお話し、多読教室をされている先生のお話しは、とても有意義で学びがありました。(中略)もやもや親が悩むより気楽に続けていくと、思春期などでやらない時期があったとしても、きちんと英語多読で身についていることがあると、後々本人も気づいてくれるのだな、と思いました。(中略)今後も娘にやらせるだけでなく、私も楽しみながら娘と一緒に英語多読をやっていきたいと思います。

次回に向けての話し合いを始めていますので、今回できた親子多読の輪が少しずつ広がっていったら嬉しいです! 第二期はどんな方とお会いできるか今から楽しみにしています。

(正会員 荻野)