先週に引き続き、第2回「ネットで始めるゼロからの英語多読!」を開催しました。
今回のファシリテータは、NPOの英語多読講座卒業生のkatobushiさん。当日まで申込みが続き、結局38人となりました。アメリカを含め、関東圏外からの方が7割を占め、ネットならではの会となりました。
まず、最初は「多読」の説明です。
画面には、スマートフォンのイラスト。「携帯電話を使う前に取扱説明書を読むか、それともいきなり触ってみるか?」という問いかけがされました。
説明書を見ないで、子どもが良くやるように、とにかく手に取って、いろいろなところを押してみる、そうやって使えるようになってしまうのが多読なんですよ、という比喩で多読が説明されました。
たしかに、取扱説明書を丁寧に読んでいたら1時間経っても使えるようにならないかもしれないけれど、あちこち触って試した方が早く使いこなせるようになるのかもしれません。だから、難しく考えずにとにかく始めてしまいましょう!
それには、英語の量が大切。それから易しい英語が大切だということが強調されました。
「多読概論」の後は、実際に英語が苦手で大学卒業以来ずっと英語から逃げていたという火曜講座担当のよっしーさんこと吉江さんがご自分の多読体験を語りました。定年退職後に、文字がないOxford Reading Treeから多読を初めたときの感想は、「とにかく英語の本を一冊読めてうれしかった」。その半年後には、「英語を口から出して、しゃべっている自分がいた!」
よっしーさんのお話には、勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。
次に、オンラインで多読多聴が楽しめるサイトやYoutubeの紹介が続きました。
多読も、楽しくなくては続かないので、自分が好きなもの、楽しめるものを見つけることが続けるコツです。これだけ豊富な素材があるのは心強いですね。
最後に短い時間でしたが、事前に寄せられた質問やその場での質問に答えて終了しました。
アンケートより(抜粋)
- とてもなごやかな雰囲気ですすめられていたと思います。多読の魅力もよく伝わりました。初心者なので、今回の内容は十分で助かりました。
- 1人で多読はできないと思っているので、仲間が出来るっていいですね!講座を受けたいので、講座再開を楽しみにしています!
- 沢山の仲間がいることが分かり、やる気が出ました。ありがとうございました。
- 文法や語彙力の勉強ではカバーできない、やさしい表現にたくさん出会えるという多読の魅力のご説明がわかりやすかった。
- 私もアンソニー・ブラウンが大好きです。
- この度は素敵な講演をありがとうございました。基本的にペーパーバックを読んでますが、無料素材を使って、絵本も気軽にもっと読みたいと思いました。
GWは仕事があり参加出来ませんが、このような企画がありましたらまた参加したいです。ありがとうございました! - なかなか身近に多読について相談できる人がいなく、心の中でもやもやしていました。今回オンラインでこのような機会を作ってくださり、本当に本当に感謝しています。
- 皆さんが明るくて雰囲気が良かったです。
- Zoom初体験でしたが、迷わず参加できたのはご案内やサポートが良かったからだと思います。短時間でしたがHP上にある素材や情報量の多さに改めて気づくことができました。
- Zoomでブックトークやブックレビューを企画して貰えると、手軽に参加、情報共有できて愉しいなと思いました。
- やさしい英語をたっぷりと、にとても共感しました。絵本をたくさん読んでみたいと思いました!
- 多読を実践されている方の生の声を聞けたところは良かったです。本からは伝わってこないニュアンスが良く伝わってきました。どんな段階の方でも易しいレベルの本を読んでいるのには納得しました。
- 説明そのものが説得力があり、分かりやすかった。無料で使える素材の紹介が充実していた点。
- 参加者の方からお一人が多読の魅力について語る場面があり、講義形式のような1対Nの関係性だけに留まらなかったので、最後まで楽しく参加できました。
「GWオンライン特別企画」参加者募集中!
★さて、5月5日に実際にオンライン上の本を読んで多読をしてみるワークショップ、既に多読を始めている方からの疑問や相談を受ける相談会を開催します。
★5月6日には、多読実践者ならどなたでも参加できるブックトークおしゃべり会を開きます。
世界中からの参加をお待ちしています。
(事務局)