6月4日(日)大田区立羽田図書館「英語多読をやってみよう!」報告

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半年前に行った英語多読の講演が大好評だったということで、羽田図書館が、今度は体験型の「英語多読をやってみよう」というイベントを企画してくださいました。

この日の「多読アドバイザー」はNPO多言語多読の正会員、小川和子さんです。
小川さんは多読支援歴約10年。地元の仲間と多読のサークルを作ったり、中高生の多読支援に携わってきた大ベテランです。

2時数分前。
いったい何人ぐらい来てくださるかなと気を揉んでいたら、30人以上の方がいらっしゃって、あっという間に用意した6つの島がいっぱいになりました。男女はほぼ半々でした。
そして、なんとこの日は、ケーブルテレビ、J:COMの取材もありました。

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小川さんの話は以下の流れで進みました。

1. 多読ってどんなこと?

参加者に「多読を知らない方」と尋ねると10名以上の方の手が挙がりました。一方、多読をすでに始めている方も3名ほどいらっしゃいました。

  • 多読三原則について
  • 多読を支える三本の柱

この二つについて説明がありました。会場には辞書持参で臨んだ方も数名いらっしゃいました。「英語を読む」となると「辞書」ですよね、やはり。話が前後しますが、実は、終了後に「この三原則・・・わからない言葉は飛ばす、進まなくなったら投げる??何かの間違いじゃない?」という質問もあったんです!
それが常識というものです・・・。ところが、多読では、辞書も引かない、わからないところは飛ばしてしまうというのですから、はじめて方法に出会ったみなさん、果たして受け止めてくださるでしょうか・・・。

2. Oxford Reading Tree を読んでみよう

早速、テーブルごとに配られたOxford Reading Treeを読んでもらいました。みなさん、とても静かにページをめくっていらっしゃいました。
小川さんが「本の中の変なものを探してください」と声をかけると、隣の人と「これかしら?」と見せ合う姿も見られ、会場の空気が一気に和みました。絵をよく見て場面と言葉を結びつけることが大切との説明がありました。やさしい本の絵から徐々に英語の世界に入っていく多読、わかっていただけたでしょうか。

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最後にやったブックトークではみなさん、楽しそうに語ってくれたので、一安心しました。

 

3. 「聴く」「話す」「書く」につながる多読・tadoku

ここでは、読むだけでなく、音が大切、ということが語られました。
いまやスマホの登場で、英語の音源にアクセスするのも容易になりました。それをうまく活用しない手はないということで、ネット上から利用できる音源の紹介がありました。

さらに会場にNPO多言語多読の英語多読講座生がお二人見えていたので英語多読体験を語ってもらいました。Iさんは、羽田図書館で12月に講演を聞いてくださった方です。英語多読を本格的に始めて3か月。「覚えなくてはいけない」という学習態度が、楽しむことが大切なんだと変わってきたという話をしてくれました。実際に映画の英語がよく聞けるようになったそうです。また、講座生同士の本についての語らいも、多読を続ける上でとても励みになっているそうです。もうお一人のIさんも講座生。英語が苦手だったけれど、楽しんでいればいいんだということがわかって、今では字幕なしで英語の映画を楽しんでいるそうです。

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 4. 羽田図書館でできること

最後に羽田図書館を利用してできる多読の方法を紹介しました。
英語多読コーナーはもちろん、羽田図書館には児童コーナーに多読に向く英語の絵本がたくさんあるのです!
図書館で多読を楽しむサークルができるといいですね、という話も。

最後に質問を受けました。
・シャドーイングはどうやってやるのか?
・時事英語がわかるようになりたい。
・多読サークルはどこにあるのか?

これら前向きな質問に、小川さんが一つ一つ丁寧にお答えしました。
残念ながら東京の図書館には多読サークルはまだほとんどないのですが、羽田図書館では、これから多読本を増やしていってくださるそうですから、近い将来、多読サークルができて楽しく多読が続けられたらいいですね。私たちもそれを願っています。

 

以下は、参加者のみなさんのアンケートにあったコメントを紹介します。

・実際にやってみる時間があったのがよかった。(70代女性)
・多読が何かわからなかったモヤモヤがクリアになりました。英語を学ぶのに少し気が楽になりました。(50代女性)
・実際にスマホで無料で見られるサイトを教えてもらえてよかったです。(30代女性)
・たまたま本を借りに来て時間があったので参加したのですが、おもしろかったです。子どもにも紹介します。(40代女性)
・またやってほしい。なるほどと思った。(60代男性)
・定期的にイベントを開催してくださるとよいと思います。(40代女性)
・多読の良さが体験できてよかった。パート3を希望します。(70代男性)
・勉強になった。毎月か毎週のペースで行ってほしい。(20代男性)
・多読の良さを認識しました。入り口がわかった感じです。(70代男性)
・図書館のありがたさを再認識しました。絵を見ることから始めるのだろうと予想していましたが、さらに深いもので大変ためになりました。(40代女性)
・多読を始めてしばらく経ち、マンネリ化して読むペースが落ちていましたが、また読み始めようという気になりました。(40代女性)
・英語多読のサークルがあれば参加したいのですが・・・(70代男性)
・英語の勉強の仕方を少し変えてみようかな?(50代男性)

また、秋頃にうかがえればいいなと思っています。それまでみなさん、ぜひ少しずつでも多読を始めてみてください!
(粟野)

※さて、この体験会の様子は、J:COMの大田区のデイリーニュースの中で、6月7日 18:00/20:30/23:30から放映されました。
アプリ「ど・ろーかる」を利用すれば、13日まで視聴できます!

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