8月26日（土）に、町田市立図書館にて、英語多読の講演会が開かれました。講師は、NPO多言語多読の繁村副理事長でした。報告は、担当の佐藤さんにお願いしました。
8月26日（土）に繁村先生をお招きし、町田市立図書館にて英語多読ステップアップ講演会「もっと英語多読が楽しくなる！」を開催しました。当日は未就学児のお子さんから高齢の方まで17名の方にご参加いただきました。講演会の途中でおすすめ本を実際に読んでいただく時間があるためワークショップ形式とし、参加者には1テーブル3～4人ごとに分かれて座ってもらいました。
ステップアップ講座ではありましたが、参加者の中には英語多読を聞いたことはあるがまだ始めていない方、英語多読を知らない方も多かったため、始めに”tadoku”を簡単におさらいしました。
その後、自分にとって“楽しい”本はどれなのか、各テーブルに置かれている本を実際に読んでみてブックトークを行いました。物語やノンフィクションなど10種以上の本の中から「自分に合う本、合わない本」を感じとったり、他の人の感想を聞いて自分では手を伸ばさないような本を読まれる方もいました。グループワークの間には、先生から本の選び方や読み聞かせについてなどの話があり、あまりレベルを気にせず読みたい本を読むこと、日本語と英語を比較しながら読まないこと、などの注意事項もありました。
最後に図書館からのお知らせとして、ふるさと納税のご案内と電子書籍サービスの紹介を行いました。町田市立図書館の電子書籍サービスでは『Magic Tree House』シリーズが読めることや、「Read-Along」という音声付きの電子書籍を体験していただき、電子書籍も英語多読に活用できることをご案内しました。
以下アンケートからの抜粋です。
・多読という言葉は知っていたが、具体的な進め方が分からなかったので参考になった。
・仲間を作るというのがとてもひびいた。今日もみなさんとお話しできて有意義だった。先生の話もたくさん発見があった。
・孫と一緒に学びたいと思って参加したが、自分自身が楽しくて孫のことは頭から離れていた。全体を通し、各テーブルでブックトークを行うだけでなく英語多読を進め方の工夫を聞いたり、悩みを話し合ったり、と参加者間での交流を持つことができました。繫村先生、楽しい時間をありがとうございました！
（町田市立図書館 佐藤）
