5/27(土)桜井市立図書館で多読が始まりました!

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奈良県桜井市立図書館で英語多読への取り組みが始まっています。
館長の多読導入の熱意に応え、NPO多言語多読も、Oxford Reading Treeをお貸しする、講師を紹介するなど、応援しています。
5月27日に一回目の英語多読のイベントがありました。

桜井市立図書館での「英語多読」は、地元の県立商業高校とのコラボという形で実現しました。

図書館で行われたイベント「未完成カフェ」の中に多読教室を設け、当日は3回にわたって、高校生と一般市民の方に参加してもらったそうです。
指導にあたったのは、NPO多言語多読の準会員で、英語多読の「メイプルハウス」を主宰する黒瀬公美さんです。
高校生の反応は、とてもよく、みなさんに楽しんでいただけたようです。

座光寺浩之館長のコメントを紹介します。

何もない状態から英語多読を図書館で実施するためにNPO多言語多読に相談してみました。とても親身にサポートしてくださり、ORTを借用することができ、講師の方もご紹介いただけました。

今回、当館と連携してくれる高校の英語の先生にお話したところ、とても興味を持ってくださり、図書館との連携イベントのワークショップとして生徒さんに体験していただくことができました。

これからしばらく毎月イベントを開催するので、その中で英語多読を実施し、様々な世代の利用者にも参加いただいて、英語多読によるコミュニティを図書館という場で構築したいと思います。

今回、NPO多言語多読から図書館に貸し出したORTは、そもそも、私たちの寄付のお願いに応えてみなさまから寄贈していただいたものです。

それをこうして図書館に貸し出すことができ、また、大阪在住の黒瀬さんが多読支援を買って出てくださるという幸運に恵まれて、図書館多読のはじめの一歩が踏み出せました。寄贈していただいた方々に改めて感謝!
今後、桜井市立図書館の多読が、高校生、市民の方に受け入れられ、広まっていくよう、わたしたちも応援していきたいと思っています。

(粟野 記)