11月19日に瀬戸内市民図書館にて昨年12月以来2回目となる多読講演「やさしい絵本からはじめる英語多読 Part2」が開催されました。瀬戸内市民図書館の原田さんからの報告です。
瀬戸内市民図書館では、令和4年11月19日にNPO多言語多読のKatobushiさんを講師としてお迎えして、英語多読講演会「やさしい絵本からはじめる英語多読Part2」を開催しました。参加者は図書館に直接来館、Katobushiさんには、ZOOMを使用し、パソコン画面を図書館のスクリーンに表示しながら講演していただくという形での開催でした。
講演会の内容としては、講師の自己紹介、英語に関する参加者への質問、英語多読についての説明、実際に『Oxford Reding Tree』Stage1～3を読むワークショップ、字幕を消して映像や動画をたくさん観る「字幕なし多観」ワークショップという流れでした。動画を楽しみながら英語学習ができる「字幕なし多観」や、初心者向けの英語絵本、アニメなどもご紹介いただき、参加者も興味津々といったご様子でした。
また、今回の参加者は、昨年12月に、同様の形態で開催した講演会にも参加されていた方、今回が初めての参加の方と、それぞれでしたが、質問に率先して手を挙げられる方もいて、ただ聞くだけでなく、積極的に参加してくださっていた印象を受けました。参加者の年齢層は、中学生から一般の方まで幅広く、また、参加理由も、「英語が苦手だから」、「孫と英語を楽しみたいから」など、多種多様でした。
参加後のアンケートでは、ほぼ全員の方が、「英語・多読に興味がわいた」・「英語多読を始めてみようと思う」という項目へ、【YES】と回答されていました。また、会の終盤に、当館所蔵の英語多読関連資料を紹介したところ、閉会後に多くの方が貸出をご希望され、「まずは始めてみよう」という参加者の熱意が感じられました。
これからも利用者の方が、楽しく英語多読を継続していけるよう、図書館として資料の充実を図りたいと思います。また、今後、英語多読をされている方が交流をする場の提供についても、検討していきたいと考えています。
（瀬戸内市民図書館 原田）
