12/10(土)英語多読体験講座・レベルアップ講座@市立米沢図書館 報告

LINEで送る
Pocket

市立米沢図書館のあるナセBA(なせば)で英語多読体験講座・レベルアップ講座が開催されました。
講師はNPO多言語多読理事・酒井邦秀でした。

岸順一館長に報告していただきました。

<英語多読体験講座>

体験講座では、酒井先生から、多読三原則をはじめ多読とはどういうものか説明いただき、多読で英語が飛躍的に伸びることなど実例を交えてお話いただきました。また、多読の目的は試験のためではなくあくまで自分がコミュニケーションを出来るようになるため、ドラマや映画を字幕なしでも楽しめるようになるため、読書をするためのものであると教えていただきました。ワークショップでは参加者がORT(Oxford Reading Tree)を実際に開き、絵を見ることの大切さ、字のない絵本からゆっくりゆっくり語数を増やしていくことを体験しました。始まってすぐは恐る恐る本を開いているように見えた参加者が、だんだんと絵本に引き込まれ多読の楽しさを肌で感じていました。

<英語多読レベルアップ講座>

レベルアップ講座は、参加者のブックトークを中心に開かれ、酒井先生からは英語多読を続けていくためのアドバイスを頂きました。「ひとりでは多読を続けていくのにくじけてしまったり、周りと比較して落ち込んでしまったりすることがあるが、図書館で行っている多読サロンで出会えるような仲間と共に続けていくことが大切」、「比べるのは周りではなく昨日の自分」という言葉に参加者は深く頷いていました。また、スランプだと感じて多読に向き合えなくなる時間は、挫折ではなく熟成の期間であるというお話も印象に残りました。参加者同士も互いに刺激を受け、次回への楽しみが増した講座となりました。

図書館の英語の本を読んではじめる「英語多読」、みなさんもお近くの図書館ではじめてみませんか?
(事務局)