都立府中東高校で英語多読を紹介!

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都立府中東高校には800冊以上の多読用図書があり、多読コーナーができているそうです。これまでに3年生の総合学習の時間などで多読に取り組んできましたが、7月に1年生対象に英語多読が紹介されたそうです。
以下、報告は司書の米澤久美子さんです。

都立府中東高校では、7月夏休み前のLHR(ロングホームルーム)の時間(1、2時間目60分程度)を使い、1学年8クラスを対象として英語科と図書館から英語多読を紹介しました。

オンライン会議機能を使い、各クラスには放送室からプロジェクターで講話を流し、クラスの活動も共有するという内容です。

まず英語多読とはどのようなものかを図書館担当者から簡単に説明し、その後、NPO多言語多読から借りたORTを使用して、実際に各クラスで多読体験をおこないました。多読を授業で行った経験のある生徒もいますが、ほとんどは初めてで、4名ずつのグループに3冊のORTを配り、実際に手に取ってもらいました。

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その後簡単なワークシートに記入し、各クラスの代表グループから面白かった絵本を見せて発表をしてもらい、各クラスでその様子を視聴しました。

最後に図書館の多読コーナーを紹介し、いろいろな本がありぜひ読みにきてくれるように呼びかけました。終了後のアンケートには、「英語が苦手だけどこれならやってみたい」「絵から想像できて楽しかった」「図書館に行ってみたい」などの声が見られ、興味を持ってくれた学生も多かったようです。これからも行事で多読の講演会などを企画して、学校での多読を広げたいと思っています。

(都立府中東高校司書、米澤久美子)