11月22日(日)町田市立中央図書館で英語多読講演会!

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11月22日、町田市立中央図書館で酒井邦秀理事による講演会「英語多読で楽しく学ぼう!」が開催されました。
同図書館の担当・白井真央さんに報告していただきます。

今回は、町田市立中央図書館初の英語多読講演会でしたが、定員50名が即日で満員御礼となり、英語多読への期待の高さがうかがわれました。参加者の年齢層も幅広く、老若男女問わず興味関心が高いようでした。

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酒井先生の多読三原則の説明に多くの人が驚いているのがとても印象的でした。私も初めて多読三原則を聞いたとき、とても衝撃的でひたすらメモを取っていたことを思い出しました。Oxford Reading Treeを使いながらのワークショップでは、皆さん楽しんで何度もメガネの絵を探したり、2冊読み比べて「cross」の言葉の意味を直に理解できた方もいらっしゃいました。講演会終了後まで質問がやまず、NPO多言語多読の小川さんや鈴木さんにも手伝っていただき、参加者の方の疑問に親身にご回答いただきました。

以下、参加者アンケートの抜粋です。

・長年英語の勉強をしてきましたが、映画を見たり本を読もうとしてもなかなか理解できないことが多く、ジレンマを感じていました。今回の多読のお話は目からウロコでした。教育論にもとても感銘を受けました。どうもありがとうございました。

・英語の絵本を読み聞かせの時発音が自信なかったので続けられなかったのですが、下手な英語で大丈夫と教えていただいたので、これから子供に英語の読み聞かせをしたいです。

・実は英会話講師をしていますが、絵本の読み聞かせをレッスンに取り入れたいと思い参加しましたが、通常レッスンでORTシリーズを使っていきたいと思いました。

・英語の楽しみ方が初めてわかりました。

 

アンケートの結果、次回も酒井先生の講演会を受けたいという声が多数でした。英語多読は継続していくことに意味があるので、引き続き講演会等を通じて図書館利用者の方に多読を広めていきたいと思いました。また、多読サークルの結成についても、多くの方が参加したいと回答がありました。鉄は熱いうちに打て、というようにこちらの準備にも早く取り掛かっていきたいです。

今年度から、町田市でも英語多読コーナーを始めています。レベル分けについては、語数やYL(読みやすさレベル)にこだわらず、文字と挿絵のバランスで色分けをしてラベリングをしています。もっと多くの人に利用できるよう、今回の講演会での経験を糧に棚づくりを工夫していきたいです。

(町田市立中央図書館 白井)

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白井さん、ご報告ありがとうございました。

下の写真でわかるように、町田市立中央図書館には外国語の絵本の立派な棚があります。
レベルの目安が色で示されていますし、町田市のマスコットのりすがあしらわれた読書ノートも用意されていますから、すぐにでも多読が始められますね。
多くの方に利用され、棚がますます充実していきますように!
(事務局)

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