11/14 「オンライン日本語多読クラブ」発足!

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11月14日(日)夜8時、第1回オンライン日本語多読クラブが開催されました。

コロナ禍でなかなか対面で多読の集まりが開けない中、オンラインでなんとか世界の日本語学習者と多読ができないか、としばらく前から考えていました。
開催が決まって告知すると、直後から申込みが続々と。まさかの100名超え!?と思われるほどでした。世界にこんなに多読ファンがいたとは?!
NPO多言語多読の会員スタッフもドキドキワクワクしながらその日を楽しみにしていました。

結局、当日は20名強のみなさんが世界のあちこちから集合してくれました。
イギリス、ドイツ、アメリカ、ロシア、中国、インド、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、キルギス、カザフスタン、、モンゴルなど13カ国からの学習者と10人のスタッフが一堂に会して「こんばんは!」と声を上げてスタート。


201114オンライン多読クラブ写真1
まず、幹事の正会員・作田が多読をわかりやすく説明しました。
そして、NPOのサイト「無料読みもの」に挙がっている字なし絵本「あいちゃん」をみんなで読んで、絵をよく見ることの大切さを再確認しました。
次にレベル1の「これは何でしょう?」
「わかる人!」という呼びかけに少しずつ「タイ焼き」「だるま」と声が挙がりました。みなさん、日本通ですね。

その後の50分は、各自、本を読みました。
ほとんどの人がカメラオフにして読書に集中しましたが、オンのまま、にこにこ楽しそうに読んでいる人も。

さて、9時に再集合。
3,4人の小グループに分かれて、ブックトークをする時間です。
「チワワの花すけ」シリーズや「あれは何?」を読んで、犬や猫の話で盛り上がったり、「柴犬ディナちゃん京都へ行く」を読んで、今年来日できず残念な気持ちを話したり、「雨」を読んでオノマトペの話をしたり、本から話題はさまざまに広がった様子です。
日本語学習の入門者から教師まで、レベルもいろいろでしたが、日本語でのおしゃべりをみなさん楽しんでくれました。
後で書いてくれた読書記録のコメント欄には「とても楽しかったです」「とてもいい時間でした」「日本語で話せてとてもうれしかったです」という言葉がたくさん並んでいました。
でも、みなさんの楽しそうな顔を見て、支援者の私たちが一番うれしかったかも!?
初めての試みで、どうなることか心配もありましたが、第1回は大成功!参加者の熱心さに支援者一堂感動しきりでした。
多読でこんなに世界中の学習者とつながれるなんて、本当に素敵なことですね。

次回は11月28日の日本時間20時。

申し込みはこちらからお願いします。
https://forms.gle/CVb7WhKSK8bzPheo7

またの参加をお待ちしています!

(粟野)