7月14日(日)、新宿区立四谷図書館で英語多読講演会とワークショップを開催しました。報告は、四谷図書館滝口さんです。
今回は酒井理事長による初心者向けの講座です。霧雨が降る中、17名の方にご参加いただきました。
まずは、多読三原則の話、質の高いものをたくさん読むという話を聞いた時には、みなさん「へぇ」「なるほど」「辞書、使わなくても英語がわかるようになるの？」といった表情でした。
Oxford Reading Treeを使ったワークショップが始まり、「まず、本を開いてざっと見てみてください」という指示だけだったにもかかわらず、「メガネが変なところに…！」と気づく方もいらっしゃいました。メガネ探し、特定の単語探し、登場人物探しをし、見つけたページをグループのみなさんで見せ合います。意味がわからない単語でも、同じ単語が使われる場面の絵を見比べて意味を推測するなど、酒井先生のおっしゃる「たくさん目にすることで言葉の持つ本来の意味やイメージをつかむ」ことを経験されていました。
今回は珍しく参加者全員が女性の方で、まるで女子高のクラブ活動のように和気あいあいとした雰囲気の中、あっという間に時間が過ぎていきました。たくさんの方が「本当に目からウロコだった」とわくわくしながら絵本を中心に何冊も借りていかれたのが印象的でした。
以下、参加者の方のアンケートより一部を抜粋します。
・内容も大変わかりやすく、多読にチャレンジしようと思いました。
・今まで受けていた自分の英語のクラスは何だったのかと思いました。
・とても興味深く、目からウロコのお話でした。ちょうど子供が英語に興味を持ち始めたところなので、やってみたいです。
・80代の女性が多読から楽しく英語の本を読めるとの話を聞いて、次回先生のワークショップへ参加するのを目標に自分も始めてみようと思いました。
・英会話に行っても英語がたいして上手にならない理由がなんとなくわかった気がします。
・すごく楽しかったです。すばらしい先生で、テンションが上がりました。
・目からうろこ。難しく考えていたのは自分でした。
・楽しく英語に親しみたいと思えるようになりました。
・実際にたくさん絵本を読みたいと思います。
四谷図書館では、今年度後半にも英語多読講座を開催する予定です。イベント以外でも、ご相談などがありましたら、職員にお声掛けいただければと思います。英語多読資料を取り揃えてお待ちしております。
（四谷図書館 滝口）