7月14日(土)港区立みなと図書館「英語多読、はじめませんか?」講座報告

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報告がすっかり遅くなってしまいましたが、7月14日に港区立みなと図書館で行われた多読講演会の報告です。

この講演会は、最近ではめずらしく事前申し込みが不要でした。当日はどれだけ来てくださるのだろう?と開場までドキドキしましたが、今年の猛暑のはしりのような土曜日の午後、ビジネス街に囲まれた図書館に総勢70名の方が参加してくださいました。

この日は午前から「何時にいけば席があるか?」等、問い合わせも多くあったそうです。開場前から扉の前には列ができていました。そんな、みなさんの熱気を感じながら酒井理事長の講演が始まりました。

みなと図書館-1

講演の皮切りは、いつものようにオーディエンス・アナリシスから始まりました。
「英語会話学校へ行ったことがあるか?」「NHKの英語講座を聴いたことがあるか?」という質問に、会場のみなさんほぼ全員から手が挙がりました。それだけ英語学習に熱心で、かつ「多読/Tadoku」という新しいアプローチに関心を持って来てくださったのだと思います。

その関心に応えるべく、場面と一緒にたくさんの英語を吸収することの大切さ、それには最初は文字のない本から絵を楽しみ、そしてたくさんの量に触れることでこと解決していくことをお話ししました。
そして実際にOxford Reading Treeを手にとっていただき、絵を楽しむこと、そこから自分で発見していくことの楽しさの一端を身体で感じていただきました。

その後、熱気あふれるみなさんに押されるように、酒井理事長はいつものように楽しく脱線しながら「ことばの力」について時間いっぱいまでお話ししました。

みなと図書館-多読コーナー

アンケート回答と、みなと図書館多読担当者さんより

そんな講演会の様子を、ご参加くださったみなさまの声より紹介します。

  • 自分が楽しみながら自然とレベルを上げていく
  • 「ことば」を学んでいくことの楽しさに気づきました
  • 今までの勉強という形ではなく、気楽にやれば良いことがわかった
  • 「絵本」であることの重要性がよくわかりました
  • 久しぶりに学ぶ楽しさを教えていただき、大変勉強になりました
  • 英語を英語のまま理解するには多読して、自分で学んでいくことが大切なんだと思いました
  • 港区図書館が多読に力を入れてくれるのを待っていました。レベルの低い本は貸出中のことが多かったり、少なかったりするので、もっと多くのレベルの低い本を入れて欲しいです
  • ぜひ多読サークルに参加したいです

そして、この日を準備をしてくださった多読担当の方からの感想です。

当日は、酷暑だったので、どれくらいの参加者が来館していただけるか不安でしたが、70名という多くの方に参加してもらい、大変、うれしく思っています。
また、内容も皆さん熱心に参加されており、企画したかいがありました。終了後には多読のクラブを作ってほしいという声もあり実現に向けて進んでいます。これからも多読のサポートができるようにがんばって行きたいと思いました。

ご参加くださったみなさん、多読担当のみなさん、ありがとうございました。
またお伺いできる日を楽しみにしています!

(事務局/おおが)