6月11日(日)新宿区立四谷図書館「多読講座」報告!

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「やさしい絵本からやさしい英会話へ!連続講座~暗記も辞書もいらない楽しい英語多読~」という新宿区立四谷図書館主催の多読紹介講座の第1回が、私(繁村)を講師として6/11(日)に行われました。
7/9(日)の第2回との両方とも出席できることという条件があったのですが、比較的早い段階で満員になったようです。ありがたいですね。

さて、当日は梅雨の時期とは思えないさわやかな、外で遊びたくなるような日でしたが、時間にはほとんどの方が着席されていました。

四谷図書館長の挨拶の後、さっそく多読の紹介、ではなく、ちょっと長めの講師自己紹介。そしてようやく多読の紹介です。

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まずは、多読・tadokuといっても、読むだけではなく、言葉の獲得全般に効く方法だということを話しました。ホントかなという顔を多く見かけましたが、でも熱心に聴き続けてくれていることに気を良くして続けました。「易しい本」を「たくさん」「読む」ことについて、それぞれ 絵のほうが圧倒的に多い本から、100万語を一つの単位にするくらいの気持ちで、多読三原則で読むという説明を30分くらいで話したところで約1時間。ここで休憩です。

休憩中は大半の人が脇の机に置いてあるレベル0~2くらいの本を手にとって見ていました。また質問に来る方や、約1時間近く遅刻してきた方から、前半の話を一言でまとめて下さいと言われ四苦八苦しているうちに後半の開始時間。

まず実際にORTを手に取ってもらい、絵だけを読む、変なもの探しと進めていくと、あちらこちらから声が上がり、結構皆さん楽しそうでした。

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ここで、ちょっと多観にも触れようと、Peppa Pigを見せようとしたら、音が出ない!準備の時にはちゃんと出ていたのに。少々あわてながら、いろいろ操作していると、スマホでPeppa Pigを見つけた方が、音だけ出して無音のスクリーンに合わせようとして下さいました。そうしているうちに、音もPCから出るようになって、4分ほどですがPeppa Pigを観賞。

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もたついたのですが、しらけることもなく、むしろ和やかになったのは、怪我の功名でした。

その後も和やかに進み、質問に対する答えが長くなってしまったせいで、図書館からのお知らせの時間に大きく食い込みながらも、トータルとしては時間通り2時間で終了しました。

第2回が楽しみですと言ってくださる方もいらっしゃり、終了後にも残って質問する方も多く、終了後の質疑応答は約30分でした。

帰りがけに、図書館の方から、貸し出しカウンタが多読用図書を持った人で列になっているときいて、たぶん第2回を一番楽しみにしているのは私だなと思いながら、帰途につきました。

(繁村)