羽田図書館での講演会報告に続き、こちらも遅れての報告です。
昨年末に墨田区ひきふね図書館へ、2回連続の多読入門講座を行ってきました!
なんとこの講座は、募集が始まって数日で満席になったそうです。そんなお話を伺い、ドキドキしながらも、とても楽しみに講座を迎えました。
そしてこの報告の最後には、ひきふね図書館であらたに始まる多読サークルのご案内もありますので、ぜひご覧ください!
講座の講師は繁村理事。繁村理事は以前にもひきふね図書館で講座を行っており、そのときよりもラインナップが増えている英語多読コーナーにとても喜んでいました。(これからも増えていく予定だそうです!)

そんな英語多読コーナーを拝見させていただき、約3週間の間に、定員20名、全2回の多読講座を2コース行いました。
- 木曜日・夜コース(11/24、12/1実施)
- 日曜日・午後コース(12/4、12/11実施)
それぞれ2コースともに同じ内容なので、まとめてご紹介します!
1回目:英語に慣れよう!(11/24、12/4実施)
まずは、わたしたちが今までに実際にどのくらい英語に触れてきたか?という切り口から、もっともっと英語に触れよう、そして英語に慣れようという話しから始まりました。
多読は、やさしい本から手に取りはじめ、絵の助けを借りながら自然な英語にたくさん触れることで、英語の力をためていく方法です。自然な英語というのは、物語そのものの想いやメッセージのある英語ということで、学校の教科書の中にあるような文法や単語を教えるためだけに作られた英語ではありません。
そういった自然な物語(ことば)に、楽しみながらたくさん触れ、英語に慣れていくことが大事で、結果的にそれが自然な英語の力を獲得する早道になるというお話もありました。

そんなお話から、さっそくみんなで絵を楽しみながらはじめる多読を体験しました。
スクリーンには文字を隠して絵だけがうつしだされます。みんなでその様子を言葉にしていきました。その後、文字もあわせてみてもらいましたが、実際に「絵を読む」体験を通して感じる英語の世界に、みなさん、なるほどといった顔をされていました。
Oxford Reading Tree もずらり!
2回目:たのしくたくさん実践編!(12/1、12/11)
2回目は、1回目を振り返りつつ、講演会や講座などでよく聞かれる疑問、質問などを軸に、より自分らしく多読を続けていくために必要なことをお話ししました。基本は何より頑張らないで楽しむこと。普段の読むペースやスタイル、いろいろなレベルを混ぜて読んだりといった読み方のこと、音読することについて、などです。
そして後半は、聞き読み、シャドーイング、読み聞かせ、ブックトークといった当NPO講座ではお馴染みの楽しみ方や、ひとりではなく仲間がいることでの多読の楽しみについて話がありました。

そうそう、多読が中断してしまったときは、「たまったものが消えてしまうほど多読はやわではないので、中断を気にしない。ただ完全に離れてしまわないよう、お気に入りの本などは目につくところにおいておいたりして、本は片づけない」というアドバイスがありました。お心当たりの方は、ぜひお気に入りの本などを取り出して、そばに置いてみてくださいね。そして気になったら、手に取ってみてください!
駆け足になりましたが、以上が入門講座の報告です。そして、ひきふね図書館から嬉しいお便りが届きました!
ひきふね図書館で「英語多読の集い(仮称)」が始まります!
ひきふね図書館では、毎月1回、英語多読を実践中の方、始めたい方等、多読に興味がある方ならだれでも参加できる会が早速始まります。そこで本を読んでもいいし、日頃の多読の感想をお互いに話し合ったり、多読についての情報交換をしたりと、何でもOKの時間です。出入りも自由です。
- 1月29日(日) 午後2時~
- ひきふね図書館2階プロジェクトコーナー
興味のある方がいましたら、ぜひひきふね図書館へ詳細をお問い合わせください。わたしたちも仲間の一人としてふらっと遊びに行くかもしれません!
(事務局/大賀・11/24、12/4、12/11補助として参加)