10月17日(土)多読の勉強会@横浜デザイン学院!

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ものすごーく報告が遅くなってしまいました。
アスク出版営業のIさんのご尽力もあり、10月17日(土)に横浜デザイン学院での勉強会に呼んでいただきました。Iさん、ありがとうございました。
そもそもの教務主任のSさんとの出会いは、3年前にさかのぼります。NPO会員の先生のご尽力で、嶋田和子先生の主催されるアクラス研修会で、多読の話をしたとき、参加して下さいました。その後、多読授業をすぐ始められ、私たち主催のリライト講座にも出席して下さいました。種まきが少しずつ芽を出し、つながっていったよい例です。Sさん以外にもそれ以来ずっとつながっている先生がいて、とてもうれしいです!!

当日は、土曜の朝でしたが、30人ぐらいの先生方が集まって下さいました。

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話の前に、小グループで、最近読んでいる本の話をしてくださいとの指示がありました。
早速、みなさん、読書中の本の話を始めました。みなさん、けっこう熱が入ります。未来小説、趣味の本、好きな作家の話と短時間ですが盛り上がります・・・。多読の話のイントロにふさわしい、素敵なアイスブレーキングでした。

さて、私の話はいつものように「なぜ、多読か」「文法や語彙で読むのではない」「多読のルール」「外国語での多読体験」「多読の成果」・・・と続きました。

その後は、日本語学校らしいテーマのグループディスカッションへ。
多読から
「アカデミックジャパニーズ・日本留学試験の読解へ」
「日本語能力試験N2・N3の読解へ」
「新聞を読む力・NIEへ」
などにつなげるにはどうしたらよいか。
どんな本をどんな方法で読ませていけばよいのか、小グループで話し合いました。
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結論は出ないでしょうが、いろいろそれに対して意見を出し合うというのが大切ですね。
あるグループでは、「どうして能力試験があるの?どうしてそれに受からなくてはいけないの?」という疑問まで飛び出して、私は思わず、「ニッコリ」です。

横浜デザイン学院ではこのような勉強会を毎月行っているそうです。
そのことに感動しました。忙しい中、なかなかできることではありません。
若きS教務主任の手腕でしょうか。すばらしいと思いました。
その後の食事会でも話は尽きず、この日の機会を与えて下さったことに感謝しつつ、帰途につきました。
その後、その日の参加校や参加者から連絡をいただき、思わぬ「おみやげ」つきとなりました。
(粟野)