2月6日、27日 日本語多読の会の報告

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飛び飛びになってしまいましたが、日本語多読の会の報告です。
2月6日(金)
EさんがクラスメートのLさんを誘って、一緒に来ました。
ふたりともJ日本語学校の生徒さんで、この日本語学校では多読の読み方の指導があり、Lさんは学校でよむよむ文庫のレベル4までは読んだとのことでした。いろいろな本を見てから、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」、筒井康孝の「時をかける少女」を読むことにしました。Eさんは「おちくぼ物語」など2,3冊を読みました。

千と千尋の神隠し (徳間アニメ絵本)  アニメ版 時をかける少女  4-8_ochikubo_1024

Lさんは台湾出身で、今年の3月に日本語学校を卒業し、4月からは日本の大学で日本語の教え方について勉強するそうです。続けて来られることを期待しています。

2月27日(金)
参加者は3名。
先週春節でマレーシアに帰国し、クラスをお休みした常連のEさん、久しぶりのノルウェーのEさんと2回目の台湾のLさんです。

Eさんは春節で家族と会えてとても楽しかったと話していました。9月には帰国なので、日本語の勉強をもっと頑張ろうと思っているようです。まず、「かあちゃん取扱説明書」を読み始めましたが、だんだん眠そうになってきたので、続きは後日にしたらと勧めました。「読めば読むほど面白くなってきました」と頑張っていましたが、休憩後には簡単な本を読み始めました。最後に、第3回多読祭りで本を音読することになっているので、練習をしました。

かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)

ノルウェーのEさんは日本語がよく聴き取れない、クラスでも読解があまりよくできないと。レベル0の本も面白いと勧めると、本を見ずにCDを聴きだしました。聴き終わると、本を開いて意味不明だったところを確認していました。次にレベル1、本を見ると絵があるので、意味がわかりやすく楽しいと思うと伝えると、納得してCDを聴きながら本を読み始めました。時々、漢字や言葉が気になったようですが、4冊目ぐらいからは、細かいことを気にせずに読み出したようです。これまでレベル0,1はあまり読みませんでした。

朗読CD付 レベル別日本語多読ライブラリー レベル0 vol.1 (にほんごよむよむ文庫)

Lさんは「日本人の知らない日本語1」を面白いと言いながら、読んでいました。「日本人の学生の方が漢字が書けないよね。この本の通りでおもしろい」と。今日はちょっと遅く来たので1冊だけでした。

日本人の知らない日本語

マレーシアのEさんは22日までホームスティ、Lさんは1か月間帰国するため、しばらく二人は来られません。ノルウェーのEさんは続けられるといいのですが。
(田中)