10/12(土)第11回シンポジウム「図書館多読への招待」@豊橋市まちなか図書館 報告①

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10月12日(土)に第11回シンポジウム「図書館多読への招待 in 豊橋」が愛知県豊橋市まちなか図書館で開催されました。豊橋市まちなか図書館は2021年に開館し、「飲食、会話可能」などさまざまな新しい取り組みで全国的にも注目されている図書館です。このユニークな図書館を会場に、今回も例年通り、午前は図書館を利用した多読を紹介する一般市民向けの講演会、午後は図書館関係者向けのシンポジウムが行われました。
午前の英語多読講演会の様子を企画担当の大谷さんに報告していただきます。

10月12日(土)に、「NPO多言語多読」から繁村一義先生をお迎えし、英語多読体験会を開催しました。まちなか図書館の中央にあるオープンスペースの階段を利用した会場には40名の方が参加し、アンケートを見ると、多読をやっている、やったことのある方が多数で、初めて知った、やったことがないという方が2割強程度いらっしゃいました。たまたま来館し「面白そう」と参加された方もいて、偶然の出会いで興味を持ってくださった方もちらほら。また愛知県内の他市から来てくださった方もいて、愛知県における多読の学習意欲の高さを感じました。繁村先生のお話は英語に苦手意識がある方でも勇気ややる気が持てる内容で、テスト勉強で来館していた中高生たちも立ち止まって聞き入っていました。豊橋市中央図書館には司文庫という外国語の図書を集めた文庫がありますが、多読にも利用できる絵本などがたくさんあるため、それを参加者に紹介することができたのも良かったと感じています。
今回の体験会以降も、様々な関係機関と協力して多読の楽しさを来館者に伝えていきたいと思います。

(豊橋市まちなか図書館 大谷)