12/13(水)母親の読書会「大人のための英語多読案内」@横浜市立南高等学校 報告

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12月13日(水)、神奈川県横浜市の横浜市立南高等学校で開催された「母親の読書会」の講座「大人のための英語多読案内」で多読を紹介しました。

多読三原則とやさしい絵本からはじめる多読のしくみを説明し、Oxford Reading Treeからはじまる英語多読の入口を実際に体験していただきました。

南高校の「母親の読書会」は昭和42年(1967年)に発足した保護者の読書会で、一昨年55周年を迎えたそうです。子どもが卒業した後も、会員として活動を継続することができます。

参加された17名の方の中で、英語多読を知っている方はいませんでしたが、日頃読書会で本の感想を語り合っている皆さんですから、ブックトークは大いに盛り上がりました。

質疑応答では、とても活発な質問が出ました。終了後、「いつか読もう、と思って数ページで終わっている英語の本が家に何冊かあります」と声をかけてくださった方もいました。本が好きで、読書を日常的に楽しんでいる読書家の皆さんに、ぜひ英語多読で原書を楽しんでいただきたいとお話ししました。

横浜市には、まだ英語多読コーナーがある公共図書館はないのですが、講座の後に図書館にさっそくORTをリクエストした方もいたそうです。
ここ数年、読書会がブームだと言われています。母親の読書会の皆さんの反応から、まだまだ知られていない英語多読が、読書会で本の感想を語り合う楽しみを知っている方々にも広がる未来が楽しみになりました。そのためにも、やさしい多読向きの本をたっぷり備えた公共図書館が増えていくといいですね。

(理事 小川和子)