英語多読講座「やさしい絵本からやさしい英会話へ!」@新宿・四谷図書館報告

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新宿区立四谷図書館主催の多読紹介講座「やさしい絵本からやさしい英会話へ!」という2回連続講を11/26(日)、12/10(日)に開催、講師を務めました。両日とも、晩秋・初冬にしては柔らかな日差しの中、気持ちよく行うことができました。

半年前と同じタイトルの講座ということもあり、8人と比較的少人数でしたが、今回は多読だけでなく、特に2回目は「話す」「書く」にも発展したので、目が届きやすいありがたい人数でした。

1回目の11月26日は、四谷図書館長の挨拶の後、私の講座ではほぼ恒例(?)になっているちょっと長めの講師自己紹介。そして本題、多読の紹介です。

yotsuya_20171126-2

少し説明は短めに、体験は少し長めに行いました。反応はとっても静か。少し心配です。
お、突然立ち上がる人が。さきほどから無表情で聞いている方だったので、うわっ、途中退席かな?と思ったら、おもむろに最前列にきて着席。無表情と思ったのは私の目が悪いだけで、少し私の声が聞き取りにくかっただけのようでした。
ほっとしながら、講座は静かな雰囲気の中進み、「tadoku」の中の「多読=たくさん読む」の部分についてはどうにか時間通りに説明・体験して、1日目は終了。
早速本を借りていく方々を見ながら、残って参加者と少し質疑応答を行いました。

さて2回目の12月10日。この日は「樽=からだ」に英語を溜めるコツ、くみ出すひしゃくの性能を上げる方法など、いろいろなtadoku的な方法を紹介したり、一部体験していただいたりしました。
読み聞かせ、多観(たくさんTVや映画を見る)、韻を楽しむことやriddleなども触れ、盛りだくさんになりましたが、皆さん前回より表情豊かに楽しそうに見えました。
「話す」「書く」につながる方法ということで、「劇薬シャドーイング」やFree writingの体験もやってみました。変わったやり方なので反応が心配でしたが、意外にみなさん面白がって下さいました。

以下は参加者のみなさんへのアンケートからの抜粋です。

・(多読とあわせた)Free Writingも面白かったので家でやってみようと思いました。
・英語をずっと避けてきましたが、自分にも出来るのではないかと思えました。少しずつチャレンジしてみようと思います。
・このような教室ははじめてだからまた参加したいです。ちなみに私は英語を勉強したばかりの初心者です。本当にありがとうございました。
・読みだけでなく、他の方法にも言及していただいてやり方が広がった印象を受けました。
・実際やってみようと思えるような講座でした。ありがとうございます。
・参考になりました。ありがとうございました。

熱心に聞いてくださった参加者の皆様、ありがとうございました。
(繁村一義)