7月24日(木)、第9回韓国語多読の会が開催されました。
参加者11名(うち、初めての方4名)に加えて、NPO多言語多読の先生と、その先生の日本語学校時代の教え子さんがお一人来てくださいました。この頃ゲストに恵まれています。
はじめに一人ずつ自己紹介をしました。
韓国に留学したことのある方から、わりと最近韓国語を始めたばかりの方まで、韓国語の学習歴も、関心を持っていることも人それぞれ。毎回いろんな方が来てくださるので楽しいです。진심으로 환영합니다^^
継続して参加してくださっている方からは、多読の効果が出てきたという아주(アージュ/とっても)嬉しいお話も聞けました。
自己紹介のあとは、それぞれ好きな絵本を読む時間。黙々と読み進めるのも、おしゃべりをするのも自由です。
しばらく読んだところで、お待ちかねの朗読の時間。今回もゲストの方に絵本を読んでいただきました。
一冊目は「마음이 담긴 선물(心がこもった贈り物)」
森の動物たちが、雪が積もって寒がっている木のためにセーターを編んであげるお話です。
この絵本は意外に言葉が難しくて、一度聞いただけではなんだかよくわからなかったので、二度目は日本語に訳して読んでいただきました。すらすら訳せてしまうところがうらやましいですね・・・。
二冊目は「행복한 ㄱㄴㄷ(幸せなㄱㄴㄷ)」
多読の会でも人気があり、わたしも大好きな絵本です。
ハングルのㄱㄴㄷの順に合わせて、「고마워(コマウォ/ありがとう)」、「미안해(ミアネ/ごめんね)」などの短い言葉が続いていって、最後は「행복해(ヘンボッケ/幸せ)」で終わる、という内容です。
意味を教えていただきながら、わたしたちも声を出して一緒に読んでみました。
最後は、近くの人と一緒に絵本を読む時間。
この会の楽しさは、「この本いいね」を人と分かち合えるところにあるのかなと思います。
そして、普段はほとんど意識していませんが、たくさんの絵本を読んでいる間に、知らず知らず韓国語の表現や言葉がいっぱい体に溜まっていっているはず。
これからもこの調子で楽しく続けていきたいと思います。
참석해주신 여러분 감시합니다!
(渡辺奈緒子)