3月26日 水曜多読講座の報告です! 4月からの多読講座について

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水曜日午前の酒井クラスと第1第3金曜日の夜の酒井クラスは
4月から「話す・書く中心クラス」と名前を変えて、新たな段階に進みます。
そこで、冒頭わたしはおおむね次のようなお話をしました。

でもその前に、この日はUさんとNさんが企画して、何度も相談練習を重ねた
Tom Sawyer が上演されたことを報告しておきます。第1回も見たある理事によると、
みなさん「うまくなった!」と・・・ この劇は3月30日の「多読祭り」で
再演されます。みなさんどうぞいらっしゃって、受講生たちがいかに
英語に馴染んでいるかをご覧ください!

で、講座冒頭の話は・・・

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長い人は1年7ヶ月になりますが、最近始めた人も含めて、
みなさん、ありがとうございました。

みなさん、いろいろなことを学んだとお思いでしょうが、実は
ぼくの方がたくさん勉強させてもらいました。
みなさんが教えてくださったことは今年中に本にするつもりです。
その中でみなさんと一緒に歩んできた道がどれほど画期的で、
どれほどすばらしいものだったかを書きます。楽しみにしてください。

で・・・

話す、書く中心クラスの方針をお話ししておきます。
4月の新しいクラスの最初に言おうと用意していたのですが、
今回「話す・書く中心クラス」への参加希望を見送った人も、
新しいクラスでどんなことが始まるのか知っていただいて、
時機が来て希望があれば参加の参考にしてほしいと思ったわけです。

講座全体の目的は、受講生の自立です。
ウェブサイトの講座案内にも書いてあります。
自立とは何かと言えば、

自分はどんな外国語をどのように使い たいか、
それを見極めて自分で道を見つけられるようになる。

これが多読講座の最終的な目的です。
その中には読書も入ります。
話すも、書くもいらないという人は別に新しいクラスに参加しなくて
もちっともかまいません。

みなさんがそういう風に自立したら、ぼくも同じように自分の道を
見つけようとしている仲間として、一緒に旅を続けることはありえます。
そうなったらぜひ楽しく一緒に歩いて行きましょう。

「話す・書く中心クラス」の方向を四点について説明します。

※参加者同士で道を見つけていく
いつか一人でも見つけられるように・・・
いつかほかの人を手助けできるように・・・
さかいは先生ではありません。
みなさんの関わり合いを見ていて、時々意見や感想や
質問や注文を言います。

※話し言葉で話す、話し言葉で書く
学校英語の英作文は卒業しましょう。
このクラスに参加する人は1年7ヶ月の間にずいぶんたくさん
「やさしい英語」に触れてきました。それを活かして
話したり、書いたり、読んだり、聞いたりしましょう。
つまり、これからも 「借りる、盗む、真似する」 を大事に!

※すべて一口大から!
読むのも聞くのも一口大から始まりました。
そのまま話すのも書くのも、一口大から再出発します。
フリー・スピーキング、フリー・ライティングで、英作文や
英作文スピーキングを抜け出す人も出てくるはずです。

実際の活動は、朗読からブックトークへ、メモ付きブックトークへ
スモールトーク(世間話)へ、Twitter 、facebook、blogへ。
そして希望のある人は、説明、説得、討論へ、
インターネット大学へ、留学へ、仕事へ

説明・説得・討論などは書き言葉で話す、書き言葉で書く必要が
ある場合があります。そちらにすすみたい人は、
専門分野の多読と並行して Grammar in Use や
Course books を始める人も出てくるかもしれません。

※やさしい英語の吸収はこれまで通り続ける。
次第に長い本、むずかしい本、専門分野の本などに近づいて
行きますが、一方で絵本、manga、アニメ、ドラマ、映画は永遠に
続けます!

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概略こういう方向です。
またまた、いままでになかったことを始めるわけです。
「魔女の宅急便」でいえば、
「ここは慎重にすべきだとぼくは思うな」
と黒猫なら言うでもありましょうが、わたしはキキのように
「新しい冒険が始まるみたいでワクワクしてる」
のであります。

みなさん、楽しみに見守ってください!

なお、上記の記事について質問、疑問、注文、感想、意見など、なんでもお寄せください。
宛先は info あとまあく tadoku.org です。