4月5日金曜多読講座(第1、第3週)の報告です!

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新しい講座編成による第1回の講座でした。

夜の講座は水曜日も金曜日も遅刻する人が多いのですが、
比較的早いうちにみなさん揃ったので、木曜多読講座と同じように、
「話す・書く中心クラス」の新方針を六つ、お話ししました。

これも木曜多読講座と同じように、前回までの作業をそのまま
静かに続けました。字幕なし多観から読み聞かせ、そして
ブックトークまたは book talk。その間に一人一人の読書相談。

字幕なし多観では、みなさんの様子を見ると新しく2台加わった
DVDプレーヤーが具合良さそうなので、さらに10台購入決定。
全部同じ機種で新しくなると、操作も簡単になります。
今までは3種類のDVDプレーヤーを使っていて、
みなさん操作に習熟できなくて、講師や助手が走り回っていました。
それが解消できる!

また、字幕なし多観用にイギリスのamazonからDVDを12種類、
新たに買いました。全部幼児や就学前のこどもが楽しむような
animeやクレイ・アニメです。すでに字幕なし多観になれている
人もいますが、もう一度 bite-size つまり「一口大」の英文から
はじめてもらうために、みんなこのおよそ50枚の中から
選んで楽しんでもらいました。こども向けなのに、いい大人が
真剣に観ている様子は、字のない絵本から始めたときとそっくり!
時々笑い声も聞こえてきます。

読み聞かせは準備してきた人が少なかったので、
グループに分けずにみんなで4人の人の読み聞かせを
楽しみました。

それで時間がなくってきて、book talk は準備してきた
4人がそれぞれ一人の人に向かって語ることに・・・
このあたりの時間配分がなかなかむずかしい

で、いちばんのニュースは9人目のHさん。
なんと山形県から2週間に1回通ってくださるとのこと。
「書く」に興味があるということなので、次回はHさんにも
メモを作って(借りる・盗む・真似する)book talk を
やってもらいます。

さて、「書く・話す中心クラス」の金曜版はどうなっていくか?
楽しみなことです!

追記
この原稿は4月7日月曜日、NPOの事務所で書いています。
教室部分には韓国語多読の会が開かれていて、なんと12人の
参加者が楽しげに語り合っています。

参加者が見事に多言語で、台湾から二人、韓国から二人、
韓国滞在経験者が二人、絵本を読み聞かせてもらったり、
韓国語の本の朗読を聞いてもらったり、日本語多読の本を
朗読していたり、時々なぜか歓声があがって、なんともよい雰囲気です。
韓国語多読用として出版された絵本を韓国から来て6年目という
女性が読み聞かせしてくれました。絵を見て、声の調子を聞いていると、
なんと話が分かった! いや、もちろん一言も「分からない」のですが、
話全体は分かった気になれた!! そうか、読み聞かせって
こういうことか! と、はじめて分かった・・・気になりました。

なお、「韓国語多読の会」の報告はこのブログでいずれ公開されます。