みなさんのアンケートから本が生まれた!

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初心者本表紙英語多読実践者のみなさん50人にアンケートをして、その回答をまとめた「Let’s スタート TADOKU!~楽しい英語との付き合い方」という小冊子が完成しました。
これは、アンケート実施後2年以上にわたって、多読をよく知らない人のための「初心者本」(コードネーム「ペンギン本」)にまとめようと、何人かの人が毎週1回Skypeで話し合ってきた成果です!

小さくて薄い A5 64ページ という小冊子ですが、編集スタッフにとっては小さいだけになんだか宝石のような輝きと内容の重みがあります。
(表紙も多読の仲間にボランティアで描いていただきました)

50人の人たちがどんな風に多読に入り込んで、どんな風に楽しんできたか、始める前、始めた頃、その後の悩みや喜びはなんだったか--みなさんの肉声が聞けます。
値段は300円。 ご希望の方は、事務所までご連絡ください。送料を負担していただければ、お送りいたします。ぜひ1冊購入して、回りの人、身近な人に配りたいかどうか、確かめてください!

追記
内輪話のように聞こえるかもしれませんが・・・

わたしにとって(そしてNPOにとっても)とてもとても大事なことは、
50人ものみなさんの回答があったこと、そしてその熱意と素直な感想を
本にするために、「フツーの人」が知恵を寄せ合ってついに1冊の本を作り上げたことです。

これはわたしの考えるNPO活動の在り方を実現した最初の例なのです。
「フツーの人が、できる時に、できる分だけ」貢献して具体的な何かを作り上げる--

(プロの人が「フツーの人」として参加することはあるけれど、
基本的な参加条件としては決してプロである必要はない。)

NPOとして活動を始める前の日本語多読研究会や、各地の絵本オフ、
そしてこれからはじまるSkype eおしゃべり会なども、そうしたフツーの人が
できる時にできる分だけ参加して何かを作り上げていく活動だと思います。
これからいろいろな形でみなさんが「できる時に、できる分だけ」手を貸す、
そういう活動が活発になることを祈ります。
NPOはそうした活動がやりやすくなるように、努力していきます。

ペンギン本の編集にはそういう大きな意味もありました。
毎週月曜日21時半からSkypeで100回も打ち合わせをしてくださった編集スタッフのみなさんに大きな感謝と深い敬意を捧げます。
本当にありがとうございました。
(酒井)