6/16 (日)英語多読講座@入間市図書館藤沢分館 報告

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6月16日(日)、埼玉県入間市図書館藤沢分館で英語多読講座がありました。
講師は、NPO多言語多読の酒井邦秀理事。入間市内にお住いの正会員Tさんもお手伝いに来てくださいました。そして、同じく地元の多読の先輩、Sさんも参加して、よいお手本を示してくださいました。なんと、Sさんは、酒井の著書『快読100万語~ペーパーバックへの道』を読んで、入間市の図書館で英語多読を3年間続けてこられたんです!

今回、入間市では初めての英語多読講座の開催となりました。当日は、小学2年生から70代まで、幅広い年代から計22名の方にご参加いただきました。中には、酒井先生の著書を読んで英語のペーパーバックが読めるようになったという方もいらっしゃいました。

酒井先生の挨拶の後、参加者が今までどうやって英語学習をしてきたか簡単な質問から始め、「今までの英語学習は一旦忘れましょう!」という流れで講座がスタートしました。途中で教材として用意したOxford Reading Treeを手に取り、各々自由に目を通す時間が設けられました。「ではめがねを探してみましょう」「変なおじさんは見つけられましたか?」と、ちょっとしたゲーム要素も取り入れながら、「絵」に注目することの大切さを教えていただきました。知り合いでない方同士で隣り合っている席が多数ありましたが、見つけたら教えあってもらう時間もあり、一緒に楽しく探す姿が見られました。

 

酒井先生の「言葉は試験をして覚えるものではないので、楽しんでほしい」というお言葉通り、とても楽しく盛り上がりました。

講座が進むうちに、今まで学校で習っていた英語と実際に英語圏の日常会話で使われる英語には大きなニュアンスの違いがあることが分かり、講座を受ける前と後では英語に対する見え方が変わるたくさんのことを教えていただきました。

(Sさんは、図書館でORTから始めて今では、分厚い児童向けのペーパーバックを読んでいるそうです)

最後に10分ほど質疑応答の時間を設けましたが、講座終了後も先生にお話を聞きに行く方や、参加者同士のやりとりも見られました。講座後にご記入いただいたアンケート結果からも、多くの方にご満足いただけたようです。

以下、アンケートからの抜粋です。

・英語の楽しみ方がわかりました。3ヶ月トライしてみたくなりました。
・とても興味深かった。今までにとらわれずに新しく学びたい。
・「楽しかったです。次回も是非、もう一度開催していただきたいです!!

(入間市立図書館 藤沢分館 神山 記)

今回のこの企画は、担当者が以前、東京都練馬区の図書館でNPO多言語多読が行った図書館多読講演会に参加したことがきっかけで実現したものです。そのときの講演会を覚えていて、ぜひやってみたかったのだそうです。
この機会にSさんを中心にして多読サークルが生まれて、英語多読がこの地域に根付くといいなと願っています。
(事務局)