12月11日 水曜多読講座の報告です!

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11月20日の報告で、英語らしさの獲得に二つの道を考えていることを書きました。

(11月20日の報告に書いたように、学校英語の音を洗い流すために
二つの道を提案したのでした。
一つは聞き読みシャドーイングで落ちる音を意識する、理屈から入る道
二つは劇薬シャドーイングでもごもごから出発する、感性から入る道)

きょうはそれでとてもよいことがあったのでその報告から・・・

受講生はみんなすごいです。なんというか、こちらが方向だけ示すと、すすっと
そっちへ歩み出して、ささっと先へ行ってしまう。
しかもその歩みを受講生同士で気軽に伝え合うので、伝播が早い。
わたしがいちいち細かく指摘して、それに「従う」より、はるかに説得力がある!

一人はNさんでした。
「(学校英語の癖そのままの)IT IS RAININGU. はおかしいとわかりました。
マクドナルドの法則のように it is RAinin . という風に落ちる音を意識したら、
読み聞かせも楽になりました。」
と言って、
「学校英語の癖をどこかで捨てなきゃいけないと思いました」と。

でもそこからがすごい。、
「けれども(学校英語の癖のある人は)プライドがあるから、捨てなさいと言うときに
気をつけなければいけない。だからわたし自身の体験として、ほかの人に
伝えたい」

なんていうんだろう。受講生のみなさんは、「自分で道を見つける。見つけたら
ほかの人に伝える」ということを当然と思っているんですね。

もう一人のEさんは受講し始めて数週間ですが、Uさんの絵本朗読と book talk を
聞いて、朗読の方が英語らしい、book talk はカタカナ英語になっていると
感想を言ったそうです。

実際わたしも常々そう思っていたのですが、なかなかそれを言い出せずにいました。
受講生同士では気軽に言い出せて、聞く方も(せんせーに言われるのではないし)
気楽に受け止めるように場が出来ているのですね。

今まで多読授業では 「先生が作る場」 しかわたしの頭にはなかったのですが、
それよりはるかに大切な 「生徒が作る場」 があるのだと、きょう、発見したのでした。

うーん、これは大きい・・・

ま、生徒同士が作る場についてはこれからも楽しみにしてください!

small talk に至る Look and Ask は今回からNさんのオランダ旅行のスライドを
見ながらということになりました。質問がどんどん出て、日本語の質問はUさんが
英語にして、 big words はことごとく small words に直して、着々と
英作文スピーキングから多読的スピーキングへの道を歩んでいます。
来週もNさんが中心です。

最後に、講座が終わって昼ご飯の席で、Yさんの爆弾発言が・・・

Uさんは英語をどんどんしゃべります。かなりむずかしい時事問題なども、
英語の先生だった蓄積を活かして big words をどんどん使いながら話します。
そのUさんに先々週、(ほぼゼロから出発した、けれども今はどんどん使えることばで
しゃべれる)Yさんが「Uさんは英語がどんな風に出てくるのですか?」と尋ねたそうです。

その趣旨は、Yさん自身は英語が勝手に浮かんできて、それを口から出すそうですが、
どんどんむずかしいことばが出てくるUさんもそうなのか、知りたかったのだそうです。

Yさんの話し方を聞いていると、まさに「英語が勝手に浮かんで」くることがわかります。
そのことがすごいなとわたしは思います。日本語が浮かんでそれを英語にしているのでは
ないところがすごい。しかもそこまでいわば一直線で来たのですね。
途中に「英文和訳でしゃべる」という過程はなかった・・・

これからは絵本の朗読と、メモを作ってやる book talk で、どんどんいろいろな表現を
獲得していってほしいと思います。

長くなりましたが、もう一つだけ・・・

Sさんがアメリカの奴隷史(?)にはまりました。
受講生のだれかに勧められて Amazing Grace (Benedict Cumberbatch も出ているから、
Oさんか?)のDVDを見て、たまたまそのすぐあとにWho Was Harriet Tubman を読んで、
American Girls Collection のAddy のシリーズで Tubman さんが出てきて驚いて、
それから Who Was Abraham Lincoln を読んで、
次にはAGC のKirsten シリーズを読もうとしていて、そこから「大草原の小さな家」を
目指している・・・! 話題で追いかける! Sさんの今後が楽しみ。

みんなの今後が楽しみ!

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