1月20日 英文多読連続講座「英語で多読・多聴のススメ!」2回目「多聴もできるの?」

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愛知県知多市立中央図書館では、英文多読連続講座「英語で多読・多聴のススメ!」を12月23日、1月20日に開催しました。第1回は当NPOの西澤一理事が「まずは多読をはじめよう!」と題して、多読の始め方を講演しました。2回目はさらに、多読から多聴へとつながる話を酒井理事長がお話ししました。

以下、1月20日の第2回講座の報告です。司書の渡壁さんが寄せてくださいました。

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愛知県知多市立中央図書館は専用の多読コーナーを設ける多読を推進している図書館です。外国語資料コーナーには、3000冊以上の多読向けの本を有しています。
今回の講座では初めて「多聴」に関する講座を開催しました。40名ほどの参加者は皆さん酒井先生の一言目の挨拶から引き込まれているようでした。

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(皆さん熱心に聞いている様子)

 

多読そのものを知らない方もいらっしゃったので、酒井先生による質問タイム!
質問をしてみると思った以上に様々な英語教育を実践していた方がいることがわかりました。そして、これまでと根本的に異なる多読についての、わかりやすくて楽しいお話は、多読経験者の方も改めて多読の魅力を発見している様子でした。

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(実際の実践者の話も。たくさんの方が多読を楽しんでいますね。)

 

そして、話は多聴へ・・・

英語の音声を聞くとなると、何も見ずに音だけで一語一語何を言っているのだろうと考えるのが従来の英語の聞き方です。そこへ、酒井先生は「聞き読み」という方法についてお話をされました。音声を聞きながら、読むという聞き読みのいいところは

  • 文字と音が結びついてくる!
  • 後戻りする癖が抜ける!
  • 和訳する癖が抜ける!
  • 速く読めるようになる!

と良いこと尽くしで多読にもとても有効的だということです。

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(参加者の近くまで見えるように・・・)

 

聞き読みするためには音源が必要ですが、知多市立中央図書館には先生が紹介されたOxford Reading Treeや段階別読み物、名作絵本、ペーパーバックの朗読CD付きの本がたくさんあります。

講座内では、他にもYouTubeや朗読ダウンロードが可能な本があることも紹介されました。

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(いつものことですが・・・職員も参加者と同じように楽しんでしまいました。)

 

またNPO多言語多読のHPにてオススメの動画を知る事ができると聞いた参加者の方々はHPから動画をどうみるのか熱心にメモをとっていました。

さらに講座では英語の音について掘り下げて、日本人と英語圏の人が聞き取れる子音の強さについても実践しました。皆で実際に発音していると違いが明確に分かりました。

時間が短く、まだまだ酒井先生の講座を聞いていたいという参加者の熱が覚めやらぬまま講座は終了しました。

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渡壁さん、詳しいご報告をありがとうございました!

(事務局)