開催! 第2回多読セミナー 「多読支援とは?」 --フォーラムと同時掲載

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8月4日に、表題のセミナーを開催します。みなさん、おいでください!

 

250615セミナーチラシ原稿案協賛入り完成.pdf

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NPO多言語多読(旧日本語多読研究会)が新しい旅立ちをしてから
6月の初めでちょうど1年経ちました。

総会後の理事会で前粟野理事長は2年の任期を終え、新理事長にはさかい@多言語多読がなりました。

新理事長の第一の仕事は「みんなのNPO」にしていくことです。

というのは、まだNPO多言語多読は中身が一つにはなっていません。いくつかの溝があります。

大きなところでは旧日本語多読研究会の会員と
英語をはじめとする外国語を多読してきた多読村の村人の間、
そして、日本語を身につけたい人たちとそれを支援する人の間、
そして英語を身につけたい人たちとそれを支援する人たちの間、
そして、各国語の多読をする人たちの間の距離、
フォーラムに投稿する人、読んでいる人、
Skypeおしゃべり会に参加している人たちと参加していない人たち・・・

数え上げればきりなくありますね。でも、新たに発足して1年なのだから、
それは当然かもしれません。

とはいえ、こうした溝は一つ一つ埋まっていくといいと、理事長は考えております!
溝が埋まってたがいに気楽に行き来できるようになれば・・・!

仲間が次第に増えて、いろいろなことをやる人、やりたい人がたくさん集まって、
一つになる必要はないけれども、たがいに・・・

「おー、そんなこと、やってるんだ、おもしろそうだね! こっちもおもしろいことやってるよ!!」

という具合にそれぞれの活動にエールを送る・・・! 
(おー、SSSの掲示板をよくわたしは天国だといいましたが、
もしそんなことになれば、NPO多言語多読はかつての掲示板がいくつも
いくつもできたようなえらい騒ぎになりますね--
天国を集めた天国!!)

で、8月4日のセミナーは主に支援する人たちが集まるだろうと思います。
実は去年も同じようなセミナーが開かれました。支援する人たちが主に集まりました。
そこで、今年の3月には多読祭りを開催して、多読を実践する人たちに集まってもらいました。

いつの日か、支援する人、実践する人の区別なく寄る集いが開かれるようになると
いいのですが、残念ながらまだ機は熟していないと考え、表題のような
「多読支援とは?」という集まりになりました。

けれども! けれども!! わたしは10年近く前からずっと、
多読する人に「先生-生徒」はいない、
「先に始めた人と後から始めた人」がいるだけだと言ってきました。
みなさんだって、まわりの人に多読を勧めていませんか? 
それは立派に「多読支援」ですよね!

わたしが考える多読仲間の集まりとは、何語でもかまわない、年齢もどうでもいい、
何人(なにじん)でもいい、だれであれ人と人をつなぎ、人から人を切り離す
致命的な「言葉というもの」を多読・tadokuを通して獲得、支援する人たちが気軽に
集って、語って、再開を誓いながら別れていく、そういう場なのだと思います。

ま、なにはともあれ、参加しようがしまいが、Enjoy foreign languages! :rainbow:  :rainbow:  :rainbow: