200_こども式

物語から物語が生まれる・・・

現役女子大生でもあるあるお母さんからのメールです。
そうですねえ、英語の物語を読んだから英語で溢れるとはかぎりませんね。
日本語で溢れてもいいし、掲示板のNEOさんやのんたさんのこどもたちのように
「この英語変! こっちなら気持ち悪くない!」っていう「溢れ方」もあるのだ、うん・・・

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100%理解ということ

だれだったかに、いつだったか、どういう場所だったかで
(実ははっきり覚えている・・・)、
「そのままシャドーイングを続ければ100%わかったと思えますよ」と言いました。
大事なのは「自分で勝手に思う」、「主観的には」です。
日本語でも、わたしたちは全部わかって聞いているわけではありません。100%理解しているつもりで会話したり、観たり聴いたりしていますが、実は全部はわかっておりません。それは一字一句まで書き取ろうとしてみればすぐに判明します。試験をしたらだれも100点なんか取れない! (お勉強主義の人はきっとそんなはずはないと反発することでしょう。ぜひぜひ「日本語のディクテーション」をやってみてください。テレビドラマなんかよい材料ですね。100%信仰が揺さぶられます。)
したがって、英語でも、「どこがわからないか、わからない」状態というのは、その本なり、朗読なり、映像が楽しめているかぎり、100%理解しているといっていいのですね。すべてわかっているかどうか、試験をしてたしかめる、というのは、現実には意味のないことです。

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2歳半のこどもが!

こどものすごさはみなさん知っているでしょうが、おとなが「こどもに学ぶ」にはいつも実例に触れておどろいていないと、すぐに忘れてしまいます・・・

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おとなに「こども式」は可能か?

タエさんのこどもさんが whipped とpを二つ書いたことについて、おとなにも可能だというもう一つのメールです。投稿は「グリーン」さん。わたしの「文法訳読」の授業を受けたのにもかかわらず英語で仕事ができるようになった人・・・ 教え子とはいえないような気がする・・・

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「無意識獲得」について投稿がありました!

無意識のうちに英語の言い回し、「文法」、「語」を獲得していた例は多読をしている人ならいーっぱいあると思います。「タエ」さんからはこどもの「無意識獲得」についてメールをいただきました。
こどもの「無意識獲得」(困った表現ですね・・・ なんとかならないものか・・・?)もおもしろいけれど、それに気がついたタエさんも鋭い!

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意識的学習と無意識の獲得

いつかこの話題についても書きたいと思うので、きょうはその覚え書き程度に・・・
でも、大事な話題です。「意識的学習」は「おとな式」といえるだろうし、「無意識の獲得」はこども式といえるかもしれません。(もっとも近いうちに「こども式」、「おとな式」という呼び方はやめるかもしれませんが・・・)
24日に追加・・・
「意識的学習」とは、わからない語を見るとすぐに辞書を引いたり、メモをとったり、単語集や単語カードで暗記しようとすることをいいます。文法であれば、日本語の文法問題集をやることです。
これらは・・・うーん・・・ 実態にそぐわない知識になる可能性が大であり、時間の無駄という意味では、大きな害がありますね。TOEICなどの受験2ヶ月前というときには勧めますが、それ以外では決して勧めません。
なお、「意識的学習」には、「どうして英語が使えない?」に書いた「イライラの法則」による辞書引きなどは含まれません。また英語で書かれた文法問題集は「作法」を覚えるためであれば、含まれません。

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オーストラリアでも「こども」が・・・

「T」さんという方が去年の3月からオーストラリアに研修でご家族ともども滞在していました。まもなく帰国しますが、それを前に、こどもさんたちの英語獲得の様子を報告してくれました。
この中に出てくるSteve Irwinは知っている人もいるかもしれません。実に人なつっこい笑い顔を見せる人で、一度見たら忘れられません。44歳の若さで、亡くなるなんて・・・ 世界中の自然愛好家に惜しまれていると思います。

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みなさん、注目! 物語の力、ここにあり!!

「物語の力」をばしっと感じさせるお便りです。「由里子」さんが4歳のパピーくんの様子を知らせてくださいました。
これを読んで、小学校のころから試験が得意で、
いつもほとんど満点を取っていた自分が情けなくなりました・・・

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